スタパ齋藤のApple野郎

令和の時代にフロッピーディスク!? デザイン最高な「SSDエンクロージャー」に俺はハートを奪われたッ!!!

 HAGiBiSの「Floppy Disk Style SSD Enclosure」を買った。3色あるので3色とも買った。ムシャクシャしていたので買った。後悔はしていない。

HAGiBiS「Floppy Disk Style SSD Enclosure」は、3.5インチフロッピーディスクによく似たSSDエンクロージャー(SSDケース)。M.2 2230/2242 NVMe SSD(B+M Key/M Key)をセットできる。インターフェースはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cで最大10Gbpsの伝送速度対応。メーカーは「読み書き速度は1000〜1200MB/sに達する」としている。Amazonでは4999円で売られているが、AliExpressでは1500〜3000円くらいで売られていたりする。

 最初にAmazonでコレを見て「かっカワイイ♪」と思った。だが「カワイイけどこういうの使わなくなるんだよな〜」とも思って欲しいものリストへ追加しておいた。すると価格が1000円くらい安くなったのでリストからカートに入れたが「どうせなら3色欲しいよなーたぶん使わなくなるけど〜」と思いつつも「3色とも買うと1万2000円くら……あ、SSDも必要だから……ゲ! いまSSDってこんな高くなっちゃったの?」と半導体価格高騰に驚き、カート内のHAGiBiS「Floppy Disk Style SSD Enclosure」を削除したところで「もしや?」と思ってAliExpressをチェックしたらこのエンクロージャーが激安だったので全色ポチッとコンプリートっ!!! よっしゃぁぁぁぁ〜ッ!!! というわけだ。

 つーか超絶カワイくないスかコレ? 上の写真だけで「うわ欲しい!」ってなってる人多いっしょ絶対! さらに実物を見るともっとカワイイのダっ♪

左が3.5インチフロッピーディスク、右がHAGiBiSのエンクロージャー。MDサイズのフロッピーって感じであり、この2026年にいにしえのデータストレージが超カワイく再誕生。しかもSSDを入れれば2026年に見合ったスピード/容量でのデータ読み書きができるというオマケ付き(違)。
サイズ感はこんな感じ。サイズは約縦68×横68×厚さ6mmで、SSDを含まない重さは約52g(実測値)。ニャわいい!

 購入前は「3.5インチフロッピーディスクと同じ大きさ」と勝手に思い込んでいたが、届いたらMDみたいなサイズでありつつも、エンクロージャーがアルミ製でありかつ作りが緻密。オモシロ系に分類しがちなプロダクトだが、SSDエンクロージャーとしての作りもかなりイイのであり、後述のように動作面でも実用的なのであった。ヒッジョーに満足♪

 かなり余談だが、上の写真のフロッピーディスクには、ラベルのとおり「PC-9801 NS/A」という1990年代のノートパソコン用ソフトウェアが入っている(1994年のものらしい)。なんでこんな古いフロッピー持ってるの?

 じつはPC-9801 NS/Aをまだ持っているのだ。しかも完璧に動作する。さすが日本製ハードウェア。しぶといほど長持ちである。さらにPC-9801でしか動かせないソフトウェア(フロッピーディスク入り)もあるので、30年くらい経った現在でも「動いて役立つパソコン」として保有しているのであった。

HAGiBiS「Floppy Disk Style SSD Enclosure」はどんなモノ?

 ではHAGiBiS「Floppy Disk Style SSD Enclosure」の細部を見ていこう。ちなみにHAGiBiSは「ハギビス」と読むようだ(AliExpressでの日本語表記)。

パッケージにはエンクロージャー本体、USB-Cケーブル(約17.5cm)、SSD放熱シート、ストラップ、L字レンチ(トルクスと+に対応)、マニュアルが付属する。
フロッピーディスクのラベル部分(オレンジの部分)がSSDを格納する箇所で、オレンジ色のプレートはアルミ製のフタになっている。左下にはストラップホールがある。
裏面にはフロッピーディスクっぽい図柄。上部にあるネジで表側のグレーの枠を脱着する。
下側面にUSB-Cポートがある。その左右のネジでオレンジ色のフタを脱着する。
フロッピーディスクの磁気ディスクが露出する部分(上のグレーの枠)の中にはラベルなどを入れられる。
こんな感じでグレーの枠やフタが外れる。
SSDを入れた様子。M.2 2230/2242 NVMe SSD(B+M Key/M Key)に対応する。SSDはスロットに対して水平後方に押し込むようにセットする(傾けて挿し入れるタイプではない)。SSD固定ネジは「+」で付属L字レンチで回せる。SSD表面に前出のSSD放熱シートを貼ってフタを閉じる。

 という感じでSSDエンクロージャーとしては至ってフツー。フタや枠はトルクスネジで固定されているが、付属のL字レンチで回せる。

 ちなみに、動作時は内部基板に実装された青色LEDが(けっこう明るく)光る。ただしフタを閉じると光は漏れてこない。フタに小さな穴を開けたりするとSSD使用時の状態がわかってより楽しいかもしれない。なお、フタの部分の色や文字はステッカーなどではなく、塗装と印刷のようで、耐久性も高そうだ。

一応SSDは入れたが、こーゆーのは見て、そして見せて楽しめればいいのダっ!

 せっかくSSDエンクロージャーなんだからということで、手持ちのあんまり高性能ではないと思われるSSDをセットした。そして、一応ベンチマークテストを行ってみた結果が↓こちら。

インターフェースがUSB 3.2 Gen 2 Type-Cで最大10Gbpsの伝送速度に対応していることを考えると、まあ納得できるスピードが出ている感じ。

 256GBのSSDを入れたが、考えてみれば3.5インチフロッピーディスク(1.44MB)の18万倍とかいう容量。読み書き速度もフロッピーの何万倍もの速さだと思われる。ベンチマークテストとかすると「まあ普通のパフォーマンスかもね」って感じのSSDであるが、フロッピーディスクとは比較にすらならない最強に凄い2026年版ストレージなのだッ!!! とか考えると改めてありがたみがわいてくる。

現在のストレージはフロッピー時代だと考えつかないくらい大容量で超高速だ。

 さておき、このフロッピー型SSD、案の定ウケがイイのであった。ある程度の年齢から上の人に見せると「えーっナニそれ〜? マジで! SSDなの!」と喜ぶ。そして3.5インチフロッピーより小さいという点でも「カワイイねぇ〜」と言う。

 それ以前に、なんつーか持ってるだけで非常に満足するという点がイイ。何度も書いているが、ホントこれカワイイんスよ〜。それに作りもいい。デザインもなかなかイイ。なのでデスクトップに置いておくアクセサリーとしてナイスである。必要とあらばSSDとして使える的な「玩具所有正当化の理由」まで搭載していてパーフェクトだと言えよう。

 というわけで、かつてフロッピーディスクを活用した人も、フロッピーディスクなんて触ったこともない人も、ぜひ! カワイイので! エンクロージャーだけ買ってバッグから吊ったりしても楽しいように思う。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。