みんなのケータイ

au契約者が船旅するなら絶対使うべき「au Starlink フェリーWi-Fi」
2026年9月16日 00:00
先日、フェリーに乗りました。東京(有明)・徳島・北九州の3地点を結ぶ「オーシャン東九フェリー」という便で、東京を19時00分に出発、翌日13時20分に徳島に到着する、約18時間の旅程でした。車は持ち込まない、徒歩乗船です。
乗船の目的は、将棋絡みの推し活……ではなく、「au Starlink フェリーWi-Fi」の利用感を検証すること。ただ、その一点です。邪心はありません。ありませんとも。
というのも約1年前の2025年7月、大洗・苫小牧間のフェリーにも乗りまして、それ以来、船便におけるケータイ電波環境が果たしてどんなものか、妙に気になっておるのです。
その昨年の乗船時は「スマホとStarlink直接通信の実用性って、どんなもん?」がテーマでしたが、今年は違います。そう、冒頭にも書きましたau Starlink フェリーWi-Fiが、どれほど使えるのか? とにかく実感してみたかったのです。
au Starlink フェリーWi-Fiは2025年1月にサービスを開始。現在は8事業者・21船で展開されています(2026年9月1日時点)。
Starlinkによる衛星インターネット通信を、対象船の一部パブリックスペースにおいて、Wi-Fi経由で利用できます。料金は24時間1500円ですが、これがau利用者なら無料。金額的にメチャクチャお得なのです。
オーシャン東九フェリーは4船体制で運航されており、そのすべてがau Starlink フェリーWi-Fiの対象になっています。
筆者が乗ったのは「しまんと」という便でしたが、乗下船口に隣接する共有スペース「オーシャンプラザ」には告知ポスターや説明書がしっかり掲出されていました。
筆者は心配性なので、事前にセットアップマニュアルに目を通しておきましたが(サービス概要ページにて公開されています)、現地の説明資料だけを見ても十分、利用を開始できるはずです。なお本稿の検証は、auの物理SIMカードを装着したPixel 10 Proで実施しました。
サービス利用開始までの具体的な流れとしては、まずスマホでSSID「Entry」のWi-Fiに接続します。すると設定画面が自動で立ち上がるので「au(au Starlink Direct)ご利用のお客さま」」をタップ。
あとは画面の案内に従っていけばいいのですが、正直、トリッキーな部分は結構あります。例えば、“URLをコピーして別のブラウザーに貼り直して開く”とか、“『このネットワークをそのまま使用する』を選ばないと、設定用のコネクションが維持されない”といった感じです。
体験済みユーザーからのアドバイスとしては「説明書をじっくり読む」。これに尽きます。説明書を読んで、設定用のプロファイルをダウンロードして、スマホに適用させる。ここまでしっかりやりきることが重要です。
途中、「あれ? もうネット繋がってるじゃん? もう設定操作不要かも」と感じるかもしれません。筆者は実際そうでした。
しかし、プロファイルのダウンロード・適用まで完遂しましょう。すると、サービスエリアを離れてもう一度サービスエリアに入ったとき、再セットアップ不要で自動的にWi-Fi接続されるはず。これがフェリーWi-Fiの真価です。恐らく、溜まっていたプッシュ通知が一気に届いて(良い意味で)驚くことでしょう。
ただし、最初のセットアップからある程度長い時間が経過したからなのか(それこそ寝て起きた後等)、セットアップをイチからやり直さないといけない場面はありました。
筆者の環境ですと、最終的に「0001au_Android」というSSIDへ接続することでネットへアクセスできるようになるのですが、Wi-Fi接続先一覧から当該SSIDが消えてしまうのです。
結局、スマホの再起動やら再セットアップを色々試しているうちになんとか復活しました。設定のわかりやすさの面では、もう一段のレベルアップを期待したいです。
フェリー航路は陸からもそれなりに近く、陸上基地局の電波を船上でキャッチすることはあります。とはいえ、フェリーWi-Fiの快適さは段違い。一度接続してしまえばとにかくスムーズで、動画だって見られます。
俗世から離れ、のんびり船旅の途中、1500円払ってインターネットに接続したいかと問われれば、それは意見が分かれるでしょう。しかし無料なら話は別。au利用者なら絶対、その恩恵に浴するべきです。
「ahamoは海外ローミングが有利で羨ましいなぁ」「アメリカ放題のためにソフトバンクを契約している」という皆さん! au Starlink フェリーWi-Fiにも是非、注目してみてくださいね。











