スタパ齋藤のApple野郎
iPhoneでサイクリングが変わる? スマホと最新工具で走りが劇的変化
2026年9月2日 00:00
新しめの過去を振り返ってみると、現在はサイクリング関連状況が非常によくなっているように思う。機材も、環境も、いろいろ良好化していて「サイクリングしどきの時代かも」と思ったりしている。
たとえばiPhone関連。以前からサイクリングにはiPhoneとApple Watchを使っていたが、最近ではサイクリングルート上での電子決済環境がずいぶん整った。サイクリングには水分補給が必須だが、ルート上の自販機が電子決済に対応しているケースが増えている。コカ・コーラ「Coke ON」とかサントリー「ジハンピ」(とくにヒハンピの増加が目立つ)とか。また小さなショップも電子決済対応になっているケースが増え、iPhoneやApple Watchで簡単にドリンクや補給食が買えてヒッジョーに便利だ(そうでない地域も少なくないが)。
あとアプリとAI。サイクリング系アプリのデータ・相互乗り入れっていうか共有のコナレ感が高くなっていて応用が利く。たとえばGarminのサイクルコンピュータを使っていてGarmin Connectアプリも使っていれば、サイクルコンピュータのルートログなどのデータをAppleフィットネスアプリやRide with GPSアプリなどと自動的に共有でき、さらにはGoogleマイマップへと容易に書き出せたりする。
こういうことは、わりと以前からできていたことではあるが「やろうと思うと設定がよくわからない」という世界であった。一度やっちゃえば簡単だが「まあいいや共有とかしなくても、方法調べるのとか面倒だし」というハードルがあった。
だが、現在ではGeminiなどAIに「Garminのデータを各アプリで自動的に共有する方法は?」くらいに雑に訊けばわかり、さらに「Ride with GPSで共有したい」とか追加すれば具体的な方法がわかる。「なんか~3日前からGarminサイコン使い始めたんだけど~、ほかの自転車系アプリとの連携とか簡単で便利ですねー」みたいなお手軽な現実が現在にはある。
それとサイクリングロード。かつてよく走ったサイクリングロードをGoogleマップ航空写真やストリートビューで見たりすると、「あれ? ここって舗装された?」という状況を見つけられたりする。実際にそこを走ってみると、舗装などでより快適に走れるように整備された区間がけっこうある。「以前はボコボコの道だったのに、こんなにキレイ&走りやすくなってる!」みたいな。
自転車そのものや関連機材も進化している。物価高でそれらの価格は高い感じがするものの、2010年あたりのソレと比較すると「この性能のものがこの価格は高くないっていうかむしろ安い」とも感じられる、が、そのあたりの価値観は人それぞれなので割愛してゆきたいッ!!!
いや~でもチョイ昔と比べると、スマートフォンを中心としたサイクリング環境の良好化には目を見張るものがある。自転車関連機材が「スマートフォンにつながらないと売れない」というのもあると思うが、多くの機材がスマートフォンフレンドリーになっている。また「スマートフォンで手軽に利用できないとサービスとして先細りになる」というのもあるのだろう。加入も更新も故障自転車ピックアップ要請もすべてスマートフォンから手続きできる自転車保険(au損保Bycleなど)もある。
やはり、現在は、より安楽&便利にサイクリングを楽しめるようになった時代なのだと思う。これから秋を迎えてサイクリングのハイシーズンになるので、ゼヒ!
スマートフォンやITと関係なく進化しているサイクリング系ハードウェア
スッゲくサイクリングしやすいゼ~! という感じでここ2~3年はかつてないほどガシガシとサイクリングしている俺だが、そんななか「なるほど2020年代はこうなのか~」と感心しているモノがある。2カテゴリーあるが、どちらもスマートフォンやITと全然関係のないモノだ。
ひとつは「CLIKバルブ」と呼ばれる「自転車タイヤに空気を入れるバルブの新規格」である。従来のバルブを扱う手間と空気入れの面倒を一気に大幅削減した感じの、スンゴく便利な空気入れバルブである。
コレがヒッジョーに便利。とくにスポーツ自転車の場合は激便利。空気入れの手間が大きく省けるからだ。
スポーツ自転車の多くには仏式バルブが使われているが、空気入れのたびに「キャップを外す」「バルブを緩める」「バルブを押して軽く空気を抜く(固着解消)」「ポンプヘッドをセットする」「空気を入れる」「ポンプヘッドを抜く」「バルブを締める」「キャップを装着する」といった手順を踏む。ちょっとメンドクサイ。
CLIKバルブの場合は、「キャップを外す」「ポンプヘッドをセットする」「空気を入れる」「ポンプヘッドを抜く」「キャップを装着する」となり、手間がいくつか省ける。同時に、バルブに対するポンプヘッドの抜き差しやキャップの着脱がほぼワンタッチという感じなので、実質は「バルブにポンプヘッドをつないで空気を入れるだけ」という感覚。メンドクサさはごく僅かだ。
ホ~ントに便利なので、俺の場合は手持ちのスポーツ自転車を次々とCLIKバルブ化している。従来のバルブからCLIKバルブへ変更する場合でも、かかる費用が案外少ないというのもCLIKバルブのナイスな点であるが、そういうことまで含め、自転車ショップの方いわく「ここ数年でCLIKバルブにする人がとても増えている」そうだ。自転車への空気入れをもっと手軽化したい人はゼヒ!
もうひとつ、電動ポンプ。クルマ用もバイク用も自転車用も、最近では電動ポンプが流行りつつあり主流にもなりつつある。俺がサイクリング時に携行しているのも電動ポンプだ。
CLIKバルブと電動ポンプがスゲくツカエるので、俺の場合は古い「空気入れ系グッズ」の多くを処分した。自転車関連アプリがどんどんスマートに使える他方で、こういったツールも次第にスマート&シンプルになっていて愉快。これから涼しくなりつつサイクリングに好適な季節に入るので、こういう新世代機材とともに、ゼヒ!
それでも「従来からあるツールたち」が活躍し続けたりもする
前述のような新たなソフトウェアやハードウェアが登場する自転車界隈だが、それでも昔ながらのツールが活躍してくれる。時代が変わっても、自転車の基本的なシクミは大きく変わっておらず、たとえばネジ類は古い工具でも回せる、みたいな。
この携帯用ツールキットTOPEAK「RATCHET ROCKET LITE DX」は、コンパクトさと軽さと扱いやすさが好きで使っている。とくにラチェットの歯数が多く(たぶん52ノッチ)、ラチェットレンチとして気分よく使えるのが好き。まあでも、ほかにも似たようなツールキットがあるので、「コレが超オススメ!」ってわけでもない。
もうひとつ、「コレはかなりオススメ!」というツールキットもある。WERA(ヴェラ/ベラ)の「自転車セット1(05004170001)」だ。8000円前後で売られている。
WERAのツールは使い心地が非常にイイ。たとえば六角ビットなら六角ネジへの食いつきがスゲく良好。またこのツールに含まれるビットラチェットツールは歯数(ノッチ数)が60で、こういう小型ツールとしては突出した「気持ちいい使い心地」がある。気分よく使えるワンセットとして、俺はコレをオススメしてゆきたいッ!!!
あと今年になって買った携帯用ツールで、イイ感じに使えるのがあった。TOPEAKの「TORQ STICK 2-10Nm(トルク スティック 2-10Nm)」だ。メーカー価格1万6500円。
カーボンフレームのe-bikeに乗り始め、サイクリング中のサドル高調節に便利に使える工具を探していてこれを発見。「これは使いやすそう!」と思って速攻で買って使ったら非常に使いやすかった。クリック感がなくて目盛りを読む必要があるタイプとか、やはりクリック感がなくて一瞬だけトルクが抜ける(滑るような感触)のタイプとか、そういうものに比べると「ものすご~く快適に使える」という印象。まあでもお値段が……って感じだが、「なるべく正確なトルクでなるべく使いやすい携帯向けトルクレンチを!」って人にはかなりオススメである。
ただ、ビットが収まる専用ホルダーは微妙に使いにくい。嵩張るし、開閉も硬いし、ちょっと疑問が残る。まあよりコンパクトなビットホルダーを携行すればいいだけかもしれないが。
てな感じで、昔ながらのツールでも使いやすいものは多々ある感じ。もうチョイ暑さをしのげば、すぐそこに爽やかな空気と澄んだ空のサイクリングハイシーズンが来るので、お気に入りツールを携えて、ゼヒ!






















