スタパ齋藤のApple野郎

UGREENのPD65W対応・薄型充電器が頼もしいデキだった

 年々増加中の「客が使ってOKなコンセント」がある店舗。ファーストフード店とかカフェとかイートインコーナーとか。充電用USBポートを設置している店なんかもあったりする……のだがデバイスを見知らぬUSB-Cポートにつなぐのは……どうなのか?

 ともあれそういう近年なので、やや遠出するときや長時間外出するときは、モバイルバッテリーに加えてUSB-C対応の充電器を携帯している。以前携帯していたのは↓コレ。巻き取り式のUSBケーブルを内蔵した充電器。

OMKUYブランドのUSB-C充電器。巻き取り式のUSB-Cケーブルを内蔵し、側面にはUSB-Cポートもあるので、同時に2つのデバイスを充電できる。PD対応で最大20Wの出力。Amazonで2299円だったが、現在は販売を終了しているようだ。
折りたたみ式のACプラグで、コンセントに直接挿して使える。

 この巻き取り式のUSB-Cケーブル内蔵の充電器、出力は低めだが、コレだけ持ち歩いて使えるので便利であった。だが、使わなくなった。というのはそのサイズ。

 サイズは約9.4×5×2.7cmで、わりとコンパクト。重さは86gで軽め。ただ厚みが2.7cmなので、バッグのなかでやや存在を主張する感じ。ちょっと嵩張るのだ。また巻き取り式のUSBケーブルが完全に格納されるわけではなく、USBプラグ部が外に出ているので、バッグのなかでプラグが圧迫されたりして「そのうち破損しそうだなー」という懸念もあった。

 じゃあUSB-Cケーブル巻き取り式で、USBコネクター部が完全に格納されるタイプを! と思って探したが、充電器でありかつケーブル巻き取り式となると、やはりどれもちょっと嵩張る感じ。

ずっと俺的定番だった超薄・65W出力のUSB充電器

 前出の巻き取り式充電器に代わり、使い始めたのがTrnvcoブランドの薄型・65W充電器。パワー半導体(素材)としてGaN(窒化ガリウム)タイプを採用し、USB-PD対応で最大65Wの出力が可能だ。けっこう高性能だが携帯するに好ましい「薄さ」が気に入ってずっと使っていた。

小型リモコンのようなサイズ感のUSB充電器。サイズは8.8×4.5×1.4cm。重さは85g。Amazonで3299円だったが、現在は販売を終了しているようだ。
かな~り薄い。バッグ内で全然嵩張らない感じ。別途ケーブルを持ち歩く必要があるものの、携帯性が非常にイイので色違いでもう1つ追加購入した。
ミント菓子のケースと比べた様子。
手持ちの名刺入れに入ってしまう!
ポートはUSB-A×1とUSB-C×1。
折りたたみ式のACプラグを備え、コンセントに直接挿して使える。
コンセントに挿すと通電を示すLEDが点灯する。

 非常に気に入って使っていたが、最近はちょっと物足りなさが。携帯性は抜群なのだが、USB-Cポートが1つしかないのが残念。最近の俺はUSB-Aケーブルを使って充電することがほとんどなく、USB-Cケーブルばかり使っている。なので、USB-C×1ポートだとなぁ……と。

UGREENのPD65W対応・薄型充電器、俺的新定番になりそう!

 最近の俺は、充電器とかバッテリーとかは、なるべくサポートが優れていて簡単には消滅しなさそうブランドの品から選ぶことにしている。怪しいメーカーの品を買ってドキドキしつつ使ったり、すぐ故障したりするのはヤだなぁ、と。

 さておき、薄型でUSB-Cポートが2つくらいある充電器はないかニャ? と探し始めてすぐ見つかったのがUGREENの「Nexode Pro 薄型急速充電器 65W」だ。Amazonで6480円で売られているが、確かタイムセール中で4860円で買うことができた。

UGREEN「Nexode Pro 薄型急速充電器 65W」のサイズは、8.5×4.9×1.5cm。重さは115g(実測値)。
これも薄くて携帯性が非常によい。
前出の薄型充電器と比べると、ちょっとだけ容積が大きいというイメージだ。
ポートはUSB-A×1とUSB-C×2。
1~3ポート使用時の各ポートの最大出力。※画像はAmazon商品販売ページから抜粋。
折りたたみ式のACプラグを備え、コンセントに直接挿して使える。

 実際の使用感としては、やっぱりUSB-Cポートが2つくらいあると安心感がある。ただ、俺の場合はUSB-Aポートでの充電をほとんど行わなくなたので、USB-AナシでUSB-C×3とかだったら嬉しかった。

 あとコレ、使い始めは「ちょっと重い?」という印象があった。前出の薄型充電器の重さは85gで、コレは115gあるので「ちょっとズッシリ?」みたいな気がした。のだが、まあ軽量モバイルバッテリーみたいな感じなので、その重みはすぐに気にならなくなった。

 ともあれ、やっぱりこういう超薄型のUSB充電器はイイ。携帯時も室内保管時も場所を取らないし、そこそこ高い出力があるので、幅広い用途に使える。

 デバイスのバッテリーが切れそうになっても、こういう超薄型USB充電器と充電用ケーブルがあれば、ファーストフード店やカフェなどで一息つきつつ急速充電できて安心。超薄型USB充電器と充電用ケーブルに加え、小さめ容量のモバイルバッテリーを携行すれば、デバイスの電池残量について心細さを感じることが非常に少なくなってナイスである。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。