スタパ齋藤のApple野郎
「iPhone 15 Pro Max」「Apple Watch Ultra 2」を購入! Appleの発表会2023で気になった俺的ポイントは!?
2023年9月20日 00:00
2023年9月13日のApple製品発表会。新製品として、Apple WatchとiPhoneが発表された。
なんか最近の発表会は事前の予想っていうか情報リークが的確で、だいたい予想どおりの新製品が登場しますな。でもAppleのプレゼンテーションは相変わらずうまく、知ってはいたけど「むむむ、そうか、そうだよな」と惹かれるプレゼンが多い。
俺の場合、iPhone 15 Pro Max(か予想ハズレのiPhone 15 Ultra)を買うことは決めていた。USB-C対応にならなくても、テトラプリズムデザインの120mmレンズが搭載されなくても、である。iPhone関連記事を多々書くし、撮影機材としても優秀だし、毎年買い替えるのは案外お得だと感じているからだ。
そんな俺は、今年はiPhone買い換えだけかニャーと考えていた。Apple WatchはUltraを使用中で、その機能性能に満足しており、それにプラスα程度の利便や性能が加わっても、まあ使用中のApple Watch Ultraで十分かなと考えていた。
しかし、新型Apple Watchのプレゼンテーションにヤラレてしまった。「へぇカーボンニュートラルなんだー。えっなにそのダブルタップって? より簡単に使いこなせるAssistiveTouch的なもの?」などと俺の興味を惹きまくり。
結果、買う予定ナシだったApple Watch Ultra 2も欲しくなった。そしてiPhone 15 Pro MaxとApple Watch Ultra 2という、今回の発表会でいちばんお高いシリーズをガスッと購入した俺なのであった。
おいくら万円? 毎年買い換えだと案外お得!?
iPhone 15 Pro MaxとApple Watch Ultra 2はすでに予約購入済み。どちらも旧機種をApple Trade In(Appleの下取りサービス)に出しての買い換えだ。で、気になるお値段は?
まずiPhone 15 Pro Maxだが、容量256GBのホワイトチタニウムを注文。お値段は税込18万9800円。iPhone 14 Pro Maxの予想下取り価格は10万9000円で、この価格で下取りされた場合は支払額が8万800円となる。
Apple Watch Ultra 2の税込価格は12万8800円。Apple Watch Ultraの予想下取り価格は4万6000円で、この価格で下取りされた場合は支払額が8万2800円となる。
合計で16万3600円。最新最強iPhoneとApple Watchがこの価格で手に入る、などと雑に考えるとお安い気がしてならない。
まあでも毎年買い替えてお金かかりそーな感じであり、実際かかってるわけだ。しかし、どちらも仕事で(も)使うので「すぐに元が取れる感」が強く、満足感がある俺的買い換えサイクルなのであった。
iPhone 15 Pro Maxは望遠レンズと新ボタンに興味津々
iPhone 15 Pro Maxを買った理由は、基本的に大画面サイズのiPhoneが使いやすいと感じており、さらにiPhoneの最上位機種はカメラ性能が非常に高いからだ。大きなファインダーで高精細写真が撮れる最上位機種は、撮影機材として非常に優秀で使い勝手がいい。
そして最新最上位機種となるiPhone 15 Pro Maxも、やっぱり期待させられる新しい機能性能を搭載してきた。期待のひとつは120mmのレンズ。iPhoneはAndroid端末と比べるとデジタルズームを使わない(つまり画質の高い)望遠撮影が苦手だったが、この120mmレンズによってそれがどう克服されるのか?
複数レンズ切り換えまで含めてのズーム撮影の使い勝手はどうなのか? 光学式手ブレ補正の効きは? というあたりに興味津々な俺。
それからマナーモード切り替えスイッチが「アクションボタン」となったこと。このボタンにカメラ起動を設定したら非常にクイックに撮影できるようになりそう、とか思う。
あとiPhone 15 Pro Maxが221gという重さであること。iPhone 14 Pro Maxの重さは240gだったので、21g軽くなっている。まあでもこれは小さな興味で、「少し軽いと感じるくらいなんだろうな」と考えている。エッジ部分がチタニウムになった点も少し興味があるが、従来機と同じでも別にいいかな、みたいな気分でもある。
そして率直に言えば、iPhoneは何世代かずっと同じサイズ・形状にしてほしいと思う。毎年買い替えてもケースまで買い替える必要は出ないからだ。毎年、一定の膨大なiPhoneユーザーがケースを買い替えて古いケースを破棄していると考えられるが、Appleはそういった現実まで見て、世の中のカーボンニュートラル推進を牽引してほしい……とか言いつつケース買い換えまくりの俺も買いすぎを自重してゆきたいッ!!!
Apple Watch Ultra 2のダブルタップとSiriに期待!
Apple Watchも新機種が発表された。Apple Watch Ultra 2とApple Watch Series 9だ。
フツーな目線でこれら新機種を見ると、1世代前の機種と大きな違いはないと感じると思う。チップが高性能化されて順当な進化になってはいるが、「前の機種とそーんなに変わってないから、前の機種から乗り換えてもなあ」と思いがちではないだろうか。
だが俺の場合、これら新機種に2つも「うっソレ使いたい!」と思えてしまった新機能がある。ダブルタップとApple Watchだけで動作するSiri(音声アシスタント)だ。
ダブルタップは、Apple Watchを装着した手の親指と人差し指をトントンと合わせることで、Apple Watch上のアプリを操作できるというもの。ダブルタップでアプリの主ボタンを操作でき、電話着信の応答や終了、音楽の再生・一時停止、カメラリモートでの撮影などいろいろな操作ができる。
Siri(デバイス上のSiri)は、Apple WatchだけでSiriを使えるというもの。ネットワークなどは必要なく、Apple Watch上でSiriが動作する。
旧型となるApple Watch UltraでもSiriは使える(要iPhone)。またダブルタップのような操作もできる。ダブルタップのような操作とは「AssistiveTouch」で、Apple Watchを装着した側の手のジェスチャーだけで(画面に触れることなく)アプリの操作ができるというもの。
普段はSiriをほとんど使わず、画面をタップしての操作のほうが手っ取り早いと考えている俺だが、「ここでSiriとか片手操作ができたらなぁ」と強く思うことがある。サイクリング時だ。
たとえばApple Watchのワークアウトアプリのサイクリングフリーゴールを使うと、心拍表示・ログ記録や走行スピード表示・記録やGPSログ記録が超簡単に行える。また、Siriに「サイクリングのフリーゴールのワークアウトを開始して」とか言えばアプリを開始できる。
のだが、実際は「おっそ!」と感じるほどSiriの反応が鈍かったりする。じゃあAssistiveTouchでワークアウトの開始や停止を操作したら……とか思ったりするが、アプリの起動からワークアウトの開始までけっこうな手順を踏む必要があり、クイックに使いこなすにはかなりの慣れが必要だ。
なので、自転車走行開始や途中の休憩などは、Apple Watchの画面をタップして操作していた。手っ取り早いし、まあ片手しか使えないという場面もそれほど多くないし。
だが、今回のAppleイベントの映像を見ていたら、ダブルタップが容易かつスピーディーに機能していた。AssistiveTouchと違ってできることが非常に少なく絞り込まれているからだと思われる。また、デバイス上のSiriの動作も機敏。「これならサイクリングでのアプリ利用が超快適になるかも!」と思った次第。
ただ、ダブルタップもデバイス上のSiriも、Apple Watch Ultra 2かApple Watch Series 9でないと使えない機能のようだ(新しいチップのS9 SiPに依存)。じゃあしょうがない、Apple Watch Ultra 2へ買い替えるゼ、と。
いやしかしでもあの、片手でアプリ操作とかApple Watchへの対応ができたら、サイクリングだけでなくApple Watch利用がスゲく快適になりそうな予感。期待してゆきたいッ!!!
てな感じで、今年はiPhone 15 Pro MaxとApple Watch Ultra 2を買い替えた俺であった。早く届かないかな〜♪