スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

iPhone 16 Pro Maxから「iPhone 18 Pro Max」へ乗り換えて感じた地味な大満足

 iPhone 18 Pro MaxをApple Store(オンライン)で購入した。容量は256GBで、価格は23万9800円だった。

 iPhone 16 Pro Maxからの乗り換えというカタチで、iPhone 16 Pro MaxをApple Trade Inに下取りに出した。下取り価格は11万7000円だったので、差額の12万2800円でiPhone 18 Pro Maxを手に入れたことになる。

iPhone 18 Pro Maxのシルバーを購入。2024年に買ったiPhone 16 Pro Maxからの乗り換えなので、2年ぶりのiPhone購入(というか更新?)となった。

 で、買って半月くらい使ってみた印象から言うと、「あっこの機能すっご~い♪」というのはあまりナイが、地味に満足度が高い要素がけっこう多々。

 「地味な満足感も積もれば大満足」って感じで「12万2800円で買った端末にしては充実感が高い」という印象になった。AppleのAIこと「Apple Intelligence」が本格的に使えるようになれば、さらにドーンと満足度が高まる……と予想している。

 てなわけで以降、iPhone 18 Pro Maxについてレビューしてゆきたいっ!!!

アルミニウムUnibodyデザイン、いいじゃ~ん♪

 iPhone 18 Pro Maxに初めて触れたときに「おーイイじゃんこのガワ!」と思った。シルバーを買ったが、継ぎ目のない近未来的なデザインと、サラリとした感触が非常に好み。

マットな見栄えのシルバーで、時代にマッチしたデザインだと感じられた。アルミニウム塊から削り出して製造された一体成形筐体で、頑丈さと放熱性を兼ね備えている。でもまあケースに入れちゃうんスけどね。

 じつは前の機種であるiPhone 16 Pro Maxの筐体デザインとカラーは、あ~んまり好きではなかった。色はデザートチタニウムで、購入時に「いい色かと思ったがちょっとハズシた」という気分であった。筐体側面の光沢も「なーんか期待と違ったな」と感じていた。

iPhone 16 Pro Maxは購入直後から「んんん~色もデザインも……んんんん~」という気持ちがちょっぴりあった。

 というわけで、第一印象が非常によかったiPhone 18 Pro Max。……であったが、「あぁ~そうか~これは気にしておくべきだった~」という残念点もあった。

 それは背面のリンゴマークの位置。iPhone 17やiPhone 18では、従来のiPhoneよりもリンゴマークが少し下げられた。

 裸のiPhone 18 Pro Maxの背面を見ると綺麗に整ったデザインに見えるのだが、しかし、iPhone背面が透けて見えるMagSafe対応ケースに入れると、リンゴマークが「中途半端な位置」に来てしまうのだ。

iPhone 16以前はMagSafeのマグネットリングの中央にリンゴマークがあったが、デザイン方針の変更により、それが少し下がった。結果、MagSafe対応のあれこれを装着すると「ヒッジョーに中途半端な位置にあるリンゴマーク」に見えてしまう。

 カッコ悪っ! てか裸で使えばいいんスけどね。あと透明でも中央穴あきでもないMagSafe対応アクセサリーを使えばいいんスけどね。

 だがしかし! 銀色に輝くカッコよいiPhone 18 Pro Maxを愉しみながら、MagSafeの機能性を活かしつつ強化し、さらにiPhone 18 Pro Maxを保護&傷つかないように運用して満額下取りを目論むには、トランスペアレント(Transparent/透明)やトランスルーセント(Translucent/半透明)のMagSafe対応ケースを使うしかない!

 ので、やっぱりカッコ悪くなっちゃうのであった。……MagSafeリングの中央にリンゴマークのシールとか貼っちゃおうかニャ。

カメラ機能・性能は確かに向上しているのだが……

 iPhone 18 Pro Maxを買った理由のひとつとして、カメラ性能・機能の向上がある。俺的には2つあって、物理的な絞り機構(F1.48~F4.0)が搭載されたことと、光学品質ズーム倍率が最大8倍になったこと。

iPhone 18 Pro Maxのカメラ部(メインカメラ/広角1倍/レンズに向かって左下)に物理的な絞り機構が搭載された。またAppleがいうところの光学品質ズームが最大8倍になった。iPhone 16 Pro Maxの光学品質ズームは最大5倍だったので、この性能向上は嬉しい。

 まず絞りだが、これが使えると写真背景にごく自然な「ボケ味」を出せたり、被写体と背景をよりシャープに描写したりできる。

 物理的な絞りがないと、そういう処理がコンピューテーショナルフォトグラフィーだけで行われるので(カメラ専用機で撮った写真を見慣れている人にとっては)「なんとなく違和感がある」的な画像になってしまう。

 あと絞りがあると、強い光を画面内に入れて撮ったときに、その光を「光条(こうじょう)」や「光芒(こうぼう)」として表現することができる。光の筋が放射状にキラリーンと広がって星のようなシャープなトゲトゲで描写されるアレだ。

 あと光学8倍ズーム。iPhone 18 Pro Maxの「光学品質ズームが最大8倍」というのは、センサーで捉えた像をクロップ(切り出し)してのものなので、8倍の光学ズームレンズが内蔵されているわけではない。

 だが、デジタルズームのように画像の細部がモヤッとぼやけたりしない。48MPの画素数からのクロップなので、けっこーバッチリ「ツカエる画質」の写真が得られるのだ。

 ほかにも様々なカメラ性能・機能向上がある。ザックリ言ってしまうと「iPhone 18シリーズだとミラーレス一眼みたいに詳細な設定をしての凝った撮影もできる」というイメージだ。

 実際、そういう機能をひととおり使ってみると「あーこれはイイなあ」という機能が多い。「これならけっこう本格的な撮影をiPhoneだけでこなせる」とも思う。

 だが「実際それらを頻繁に使うのか?」と問われると、俺の場合は「iPhoneでそういう機能を使うのは操作がメンドクサいからミラーレス一眼を使う」と答えるであろ~。

 やっぱりそこまで凝った撮影だと、ファインダーを覗いたまま指先だけでいろいろな設定を瞬時に変えられる「カメラ専用機」のほうがずーっと快適なのだ。iPhoneなどスマートフォンには「タップするだけで自動的にキレイな写真が撮れる」ような利便性を求めてゆきたいッ!!! みたいな?

 でもまあ、カメラとか写真とか好きな人にとっては、iPhone 18シリーズのカメラ機能・性能は「かなり楽しめる愉快な要素」になると思う。そんな人はまず実機をイジってみるのがいいだろう。

尖った部分はあまりないが、ジワジワくる良さ便利さがある、ソレがイイ♪

 iPhone 18 Pro Maxには「iPhone 16 Pro Maxと比べてパッと見でわかる良さ」もある。前述のアルミニウムUnibodyデザインとか、Dynamic Island(ダイナミックアイランド)が小型化されて「画面上部の黒い楕円の穴」が目立ちにくくなったとか、SIMスロットがなくなって(eSIM専用端末となって)スッキリしたとか。

 パッと見ではないが、前述のカメラの物理的な絞り機構の搭載も良くなった要素だ。

 しかし、どれも「わーすごい~」的なインパクトではない気がする。「それでもいいけど、前のままでもよくね?」みたいに思う人が多いような気がする。

 だが、実際にiPhone 16 Pro MaxからiPhone 18 Pro Maxに乗り換えてみると、「あぁぁ~これイイ!」と思える点が多々ある。たぶん2年ぶりの新iPhoneだからだと思うが、たとえば……。

 処理性能の向上である。具体的にはアプリの起動や動作について、十分体感できるレベルで「速っ!」と感じられる。

 多くのアプリはどちらの端末でも起動はフツーに速いと思うが、ときどき「このアプリってこんなにサクッと起動しなかったような……」というものがある。さらに、「このアプリ、動作が絶対速くなった! 快適ぃ♪」と思えるものもある。

 たとえばサンワサプライのセキュリティカメラ用の「SANWA CONNECT」アプリ。セキュリティカメラの遠隔操作やリアルタイム映像のストリーミングに使えるアプリだが、iPhone 18 Pro Maxで使うとカメラへの接続が速くなったし、映像のカクカクなど不具合的現象が全然起きなくなった。

SANWA CONNECTアプリの表示例。複数のサンワサプライ製スマートホーム機器をスマートフォン1台で扱える専用アプリだ。サンワサプライ製のセキュリティカメラは「高機能すぎなくて扱いやすい&安価」なので多用している。映っているのは玄関内で、外出時に「あれ? 玄関の鍵、かけたっけ?」というときにストリーミング映像を拡大して確認できたりして便利。

 具体的には、iPhone 16 Pro MaxでSANWA CONNECTアプリ使っていたときは、カメラへの接続がちょっと遅かった。iPhone 18 Pro Maxでも(ネットワークの影響で)遅いことはあるが、でも、「前と比べたら接続完了までスムーズなことが明らかに多い」と感じられる。

 また、iPhone 16 Pro Maxだとストリーム映像を拡大したときに映像がカクカクしたり、一瞬過去の静止画が表示されているだけになったりした。しかしiPhone 18 Pro Maxではそういう「非スムーズさ」がほぼナイのである。

 恐らくではあるが、これはiPhone 16 Pro Maxと比べてiPhone 18 Pro Maxのチップセットの処理性能がずっと高いからだと思う。

 ネットワークカメラのストリーミング動画表示は、スマートフォンにけっこうな処理能力を求めると聞く。圧縮された映像や音声を展開したり、それと同時に拡大縮小にも対応したり、といった処理。

 そのあたりの処理性能が上がったiPhone 18 Pro Maxだと、2世代前のiPhoneと比べてそういう動画表示を余裕をもって行えるのだと思う。

 てゅーか、世代違いのスマートフォンで同じアプリを使って「こんなに差が出るのか!」とか思ったのは、非常に久しぶりである。2世代違いだと、こんなに差が出るんスね。以前は毎世代毎に乗り換えていたので性能差をあまり体感できていなかったのかもしれない。

 SANWA CONNECTアプリつながりでいうと、アプリ使用中にiPhone 16 Pro Maxはすぐホカホカと熱をもったが、iPhone 18 Pro Maxだとあまり発熱しない。処理性能が十分あるので「チップセットをぶん回していない」ということなのだと思う。

 また、iPhone 18 Pro Maxはチップセットの位置関係が最適化されつつ冷却機構であるベイパーチャンバーの表面積が従来の3倍となったので、放熱効率がよく、熱を感じにくいのだろう。

 あと、バッテリーのもちがかなりよくなったと感じる。iPhone 16 Pro MaxでSANWA CONNECTアプリを多用すると「あらぁ~もうこんなにバッテリーが減った~」とかなっていたが、iPhone 18 Pro Maxだと「けっこうSANWA CONNECTアプリ使ったけど、バッテリー大して減ってない」となる。SANWA CONNECTアプリ以外の「バッテリー消費の多いアプリ」についても同様だ。

 全体的に、iPhone 18 Pro Maxだと一日使っても余裕のバッテリー残量。これもiPhone 16 Pro Maxと比べると明らかな体感差となっている。やはり2世代違いだとこういう体感になるのだなぁと痛感した。

 それからiPhoneでApple Watchのロックを自動解除するときのレスポンスも非常によくなった。iPhone 16 Pro Maxのときはロック解除に一呼吸あった感じで、「あれ? なんでロック解除され……あ、された」くらいの「間」があった。だがiPhone 18 Pro MaxだとiPhone側のロックを解除すると即座にApple Watchのロックも解除されるようになった。

Apple Watchの自動ロック解除も「爆速な感じ」になった。これはApple Watchが最新機種Apple Watch Ultra 4だからというのもあるかもしれない。

 そういった「使っているとジワジワ感じられる良さ」がある(iPhone 16 Pro Maxから乗り換えた)iPhone 18 Pro Max。前述のように実質12万2800円で手に入れた最新・最強iPhoneなので、なんかこう「年内にはモトが取れた気分になれそう」と満足している俺なのであった。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。