スタパ齋藤のApple野郎

“超薄系スマホスタンド”探しの旅に出た俺! 鏡付きでカードサイズのスタンドも!!!

 愛用のスマートフォンスタンド。シンプルでコンパクトなので購入してみたら「俺的運命のスタンド」となった。モノはサンワサプライの「折りたたみ式 スマートフォンスタンド 200-STN027S」だが、現在は廃番となっている。

MaxサイズのiPhoneを置いた様子。
こういう置き方も、一応できる。
コンパクトでシンプル。※画像はサンワダイレクト商品ページより。

 折りたたんだ部分は最厚12mmなので携帯性も良好。出先でスマートフォンを立てて置けて便利なので、けっこー持ち歩いている。ただしフラットではなく上下に出っぱりがあるので、バッグの中で微妙に収まりが悪い。まあ薄いのであまり気にならないのだが。

 そして最近、「コレも良さそう!」的なシンプル系のスマートフォンスタンドを見つけた。これもサンワサプライで、「スマホスタンド 200-STN075」という製品。「超薄型9mm」が特徴の折りたたみ式スタンドだ。

 9mm? 愛用中のスマートフォンスタンドより薄い! しかも商品ページを見るとタブレットも支えられるっぽい。

 むむむ。じゃあ買うし! サンワダイレクトで2980円。

 というコトで購入し、届いたスタンドを使ったらアラ愉快! 確かに愛用中のスタンドより薄くて超薄な感じだし、展開すると充電ケーブルを通す隙間もあるし、タブレット端末を置ける堅牢性・安定性もあった。

愛用中の200-STN027Sと、新たに買った200-STN075。たたんだ状態で比べると確かに200-STN075のほうが薄い。サイズも大きくは変わらない。ちなみに200-STN075の重さは約114g。
200-STN075を展開した様子。2箇所にヒンジがあり、角度の自由度は高い。またヒンジは十分に固く、タブレット端末を載せても傾いたりしない。端末を置く部分には充電ケーブルを通せる隙間がある。
iPhone 15 Pro Maxを置いた様子。指でバシバシ操作しても動いたりせず、かなりの安定感がある。
200-STN075の各部詳細。机面に触れるプレートに穴があるが、展開時にここに指を入れたりかけたりするとスムーズに展開させられるのだ。※画像はサンワダイレクト商品ページより。

 サンワダイレクトでの販売価格は2980円。購入時に「微妙に高いかも〜」と思ったが、全体的に想像以上のデキだったので満足度が高い。とくに満足したのは携帯性のよさ。フラットなのでバッグやポーチにスムーズに収まるし、凸凹部がないのでそれからくる違和感もないし、「ナニこれ〜超携帯しやすい〜」となった。

携帯性も非常に良好。フラットなのでバッグなどへの収まりもイイ。

 いいなーこういう超薄系スマートフォンスタンド。とか思って、「ほかにもあるかニャ?」と超薄系スマートフォンスタンド探しの旅に出た。仮想空間の旅だけど。

さ、3mm? アルミ板じゃん!

 仮想空間にて超薄系スマートフォンスタンド探しの旅をしていたら大遭遇。いやAmazonだけど。薄いの発見。

 なんと厚さが3mmという超激薄のスマートフォンスタンドがあった。TITACUTEブランド品で、Amazonにて1449円だった。

TITACUTEブランドのスマートフォンスタンド。厚さ3mm! ほぼ板。ファブリックケース付き。
しかし端に少しカーブしたところがあり、これを厚みと捉えると8mmほどになる。とはいっても薄い〜♪
展開した様子。中段のストッパーを展開すれば、充電ケーブルを通せる隙間ができる。角度は5段階に調節できる。構造上、非常に安定感が高い。
iPhone 15 Pro Maxを置いた様子。
ケーブル充電しない場合は、端末を最下段のストッパーに乗せると安定感が最大って感じになる。かなりの強さで端末をタップしてもスタンドが動くことはほぼない。

 1500円で超激薄でツカエるスマートフォンスタンドが買えるのかー。競争が激しい分野なのかもしれない。ともあれ、今後はコレを持ち歩こうかな、と。

鏡付きでカードサイズで7mm! 便利かもコレ!

 ほかにも見つけた。N&NICEANDブランド品で、Amazonで1498円だった。購入した理由はほぼカードサイズであるのに加え、鏡付きだから。

ほぼカードサイズ。厚さは実測値で7mm(最厚部)だった。合成皮革ケース付き。
展開した様子。ストッパーも展開して使うが、この隙間には充電用ケーブルを通しのが難しい(机面との距離が短いため)。
iPhone 15 Pro Maxを置いた様子。そこそこ安定する。ただしヒンジがやや柔らかめのため、強くタップすると傾いてしまう。
スタンド面の裏には鏡がある。折りたたんだ状態では鏡は内側になり保護される。

 鏡なんてイラネーよ! という人もあるかもしれないが、俺の場合は小型の鏡を携帯している。目になにか入ったとか、鼻毛が出ていないかとかをチェックするためだ。また緊急時には太陽光を航空機に向けて反射させてSOSを(以下略)。ともあれ、常時携帯の鏡とリプレイスすれば、持ち物を1つ減らせるというメリットがあるニャ、と。

ほかにも買ったが、ちょっとイマイチ感が漂った

 せっかく超薄系スマートフォンスタンド探しの旅に出たのだからと、ほかにも薄いスタンドを買ってみた。のだが、結果からいえばイマイチであった。

 ということで、2点のイマイチ商品をご参考までに掲載してみたい。「いやソレ、イマイチじゃないじゃん、イイじゃん」と感じられる可能性もあるからだ。

 ひとつはnerikenブランド品。Amazonで880円だった。

折りたたんだ状態。厚さは5mm弱(最厚部/実測値)。重さは43g。
展開した様子。充電ケーブルを通せる隙間もある。角度は4段階に変えられる。滑り止めの効きがイマイチで、安定感がいまひとつ。
iPhone 15 Pro Maxを置いた様子。まずまず安定し、タップするとスタンドが動いてしまうほどは不安定でない。

 このnerikenブランド品、薄くて軽くて構造的にもフツーで、価格の安さもナイス。なのだが、滑り止めが効きにくく、前出のスタンド各種よりも安定性が低い。また樹脂製なので安っぽい感じがする。まあ質感は我慢して、よく効く滑り止めに交換すれば便利になるかもしれない。

 もうひとつはprendreブランドのカード型。Amazonで540円だった。

折りたたんだ状態。クレジットカードサイズより短辺が少し短い。厚さ約4mmで重さは10g。サイフのカードポケットにフツーに入る。
展開した様子。
iPhone 15 Pro Maxを置いた様子。端末を置くときは下側のストッパーを展開する。この状態で端末タップするとスタンドごと後退するくらいよく滑る。

 カードサイズという携帯性と540円という価格で「ソレ、オッケーです!」と購入する人もあるかと思う。携帯性を超重視するならこのスタンドもアリだと思う。

 ただ端末をタップするとスタンドごと後退するくらい不安定っつーか滑りやすい。でも動画を見るだけとかなら、再生開始時に端末を押さえるようにして再生ボタンをタップすればいいだろう。

 堅牢性が足りないものの、展開時に丁寧に扱えばすぐ壊れることもなさそうだ。壊れてもまあ540円なら……というのもある。

 ほかイマイチなのは、角度を9段階に変えられる仕様ではあるものの、どの段階にしてもほぼ角度が変わらないという点。でもまあその変わらない角度で画面が見にくいわけではないので、許せるイマイチ点かもしれない。

 てな感じで、安いモノはそれなりという印象が残る。でも手を加えれば実用性を増せるかもしれない。

 さておき、携帯性が非常によい超薄系スマートフォンスタンド。外出先でもより快適な角度でスマートフォンを置きつつ利用できるようにしたい! と思う方はぜひお気に入りをひとつゲットして常時携帯してみてほしいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。