スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

iPhoneのアラームのために寝ながら使えるスマホアームホルダーを探しまくった話
2025年2月10日 00:00
iPhoneの時計アプリのアラーム機能を、目覚まし時計として使っている俺。ここのところ昼夜逆転気味だが、ときには朝早く起きないとマズいこともあるので、そういう場合にアラーム機能を使っている。
アラームに頼る場合、iPhoneを枕元に置いている。耳元でアラームが鳴りつつ、iPhoneがバイブレートするので、しっかり起きられる。
なのだが、最近2回ほどやらかした。
1度は単にiPhoneを床に落とした。
2度目はUSB充電していて、ケーブルを引っ掛けてiPhoneを床に落とした。
さいわいiPhoneやUSBコネクターの破損はなかったが「このままだと、いつか壊すだろうな」と。
そこで、最近全然使っていないタブレットホルダーにiPhoneをセットしてみることに。以前、13インチiPadをベッドの上空に浮かべていたアーム+ホルダーだが、そこにiPhoneをセットしてみた。
セットした瞬間、こりゃダメだな、と。寝た状態でiPhoneが顔の正面に浮いているので、Face IDが使えるしタップもラクなのはいいのだが、iPhoneをアラームとして使うにおいて、大げさ過ぎるのであった。
そこでもうちょっとシンプルな「寝ながらiPhone利用」ができるアーム的なものを探すことに。もちろん着脱が容易なよう、MagSafe対応のアームみたいなのを。
あっ、TELESIN°ブランド、これが良さそう……と思ったが、軽く失敗!
Amazonで寝ながらアーム的なものを探して「あっコレ良さそう」と思ったのが、TELESIN°ブランド品。3999円で売られているが、購入時はいろいろ割り引きがあって3000円くらいだったので、迷わず購入。
やや余談だが、「あっコレ良さそう」と思った理由のひとつは、TELESIN°ブランド品だから。これまでにもいくつかTELESIN°ブランド品のスマートフォン用アクセサリーやアクションカメラ用アクセサリーを買っているが、つくりが頑丈で機能的にも実用性が高いと感じていた。なので、きっとこのアームもイイのでは? と。
で、俺的結論から言うと、このアームは、ベッドのヘッドボードにはイマイチ向かないのであった。テーブルの端など水平の板にクランプすると非常に便利だが、垂直の板にクランプすると、クランプ部のアームが不意に回転してしまうことがある。ので、場合によっては寝ているときにアームが横倒しになったり、さらにはアームが顔にぶつかったりする可能性がある。
といった感じで、ヘッドボードにクランプして顔の上空にiPhoneを浮かばせるような使い方には向かないのであった。ベッドサイドにテーブルなどの水平のボードがあれば、たぶん便利に使えるMagSafe対応アームだと思う。ちなみに、アームの4つの関節は、付属の六角レンチにより好みの固さに調節できる。
じゃあ撮影用アーム類で、ゴツさ大げささを軽減する方向で……
これ良さそう! と思ってハズしたので、若干めげた俺。じゃあ……手持ちの撮影機材を組み合わせて、前出のタブレット保持用のアーム類ほどゴツくなく大げさでもない方向で、iPhone用のMagSafe対応ホルダーを組み立ててみよう。そうしよう!
と、手近の撮影用機材を組み合わせて作ってみたのが↓コチラ。ゴツさは少々軽減できたのだが……。
まあまあイイかなと思ったが、やっぱりちょっとゴツいっていうか、物々しいっていうか、ヘンな感じかもしれない。また、グースネックは曲げられる角度に限界があるため、不使用時はちょっと邪魔になる。アラームとしてのiPhoneを顔の近くに保持するという実用性はあるが……うーん、やっぱり撮影機材ってクセが強すぎて不自然かもしれない。
サクラガレージのフツー的なアームスタンド
はいはいわかりました、じゃあもう無難な出来合いのMagSafe対応寝ながらiPhone的なアーム買いますよ、はいはい。的に、なーんか面倒臭くなってきて「これで最後にしよう」とAmazonでアームを探し始めた。
で、見つけたのがサクラガレージの「MagSafe アームスタンド 寝ながらスマホ」という製品。3280円だった。サクラガレージからはスマートフォンアクセサリーなどをいくつか買ったことがあり、どれもフツーに便利な製品だったので、安心感とともに購入した。
うーん、最初からコレを選んでおけばよかったかも……的な? この製品について1点不満だったのが、ボードに固定するクランプと、そこに接続されるアームの接点が、ちょっとだけ緩いこと。実用上問題になる緩さではないが、「ここがカッチリして緩さがなかったらなー」と、ちょっとした不満として残った。
でも、ほかは満足。手軽に使えるし、空中のiPhoneに顔を向ければFace IDが使えるし、俺の用途を十分カバーしてくれる製品であった。
という感じで、なーんか空回りしつつ最終的には「The・フツー」みたいな製品を選んだのであった。こういうモノはパッと見つけて深く考えず手間も時間もかけずに無難で普通な品を選ぶのがいいのかも……しれないッ!!!