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秩父市、KDDIスマートドローン、ちちぶ結いまちが連携協定を締結 ドローンを活用した地域活性化を目的

 埼玉県秩父市、KDDIスマートドローンと一般社団法人ちちぶ結いまちは、15日、ドローンを活用した秩父市の地域活性化を目的とした連携協定を締結した。

 三者はドローンを活用することで社会基盤構築を推進し、安全かつ持続可能なインフラ構築や地域デジタル人材の育成、産業創出の実現により、市民向けサービスの向上及び地域活性化を図ることを目的として連携・協力した。

 今後、自動離着陸や充電が可能なドローンポートの設置、運営及び管理や、ドローンスクールでの操縦者育成、山間地域におけるドローン配送の定常運航の実施などの取り組みを開始するとのこと。

具体的な連携施策

ドローンポートを秩父市内に設置

 秩父市内にドローンポートの設置に向けた準備を開始。地域の見守りから、山林火災・不法投棄、シカ・イノシシ・クマ等の獣害対策まで、安心・安全なまちづくりを目指す。

KDDIスマートドローンアカデミー秩父校を開校

 ちちぶ結いまちが運営事業者となり、KDDIスマートドローンアカデミー秩父校を開校。秩父校では、国家資格取得コースを提供し、地域におけるドローンの安全な運航の担い手を秩父市から輩出する。

ドローン配送定常運航の取り組み支援

 ちちぶ結いまちは、山間地域のラストワンマイル物流の効率化を目指し、ドローン配送の導入を検討している。

 KDDIスマートドローンは、両社が連携することで、ドローン配送の定常運航に向けた取り組みをさらに進めていくとしている。