スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
東プレのキーボード「REALFORCE RC1」のキーキャップを変えてみたッ!!!
2025年1月14日 00:00
2025年になって一発目の原稿を東プレ「REALFORCE RC1」で書いてみた俺。
REALFORCE RC1は東プレのキーボードシリーズのなかで最も小さいコンパクトキーボードだ。でもカーソルキーやファンクションキーもしっかりマトモな位置関係・サイズで搭載していて、非常に使いやすく感じる。
それ以降、REALFORCE RC1をちょいちょい使っている俺。スマートデバイスにBluetooth接続して使えたりもするワイヤレスキーボード(USB接続にも対応)なので、iPad miniあたりと組み合わせて使うのも案外実用的だったりする。
PCとつないでもスマートデバイスとつないでも快適に使えるREALFORCE RC1。REALFORCEシリーズとしては軽量(600g)のキーボードなので、場所を移動して気軽に使えるのもイイ感じ。
ちなみにフルキーボードのREALFORCE R3 KEYBOARDの重さは1600g。テンキーレスのREALFORCE R3 KEYBOARDは1300gだ。重くて机上の安定性は非常によいのだが、1kg超えちゃうと気軽に持ち歩いたり場所を変えて使うってのは……。
なお、REALFORCE RC1は600gの軽さだが、安定性も高い。軽いからか、フルキーボードやテンキーレスキーボードのREALFORCEシリーズよりも若干“打鍵音が高い”が、軽いから安定感がないとは感じられない。
なので、持ち歩けるしデスクトップでも快適に使えるREALFORCE RC1だけにしちゃおうかナ〜とか思っているのだが、REALFORCE RC1には少々使いにくさが残っている。今回はその使いにくさを解決してゆきたいッ!!!
REALFORCE RC1の使いにくさとは?
REALFORCE RC1の「ココがなぁ……」と使いにくく思うのは、キートップ/キー手前刻印の少々の見づらさだ。キーキャップ色はダークグレーとライトグレーだが、印象から言えば黒に近いグレーとダークグレーといった色に見える。
で、そんなキーキャップに黒色で刻印(昇華印刷)がなされているので、キートップ/キー手前刻印の視認性がイマイチ。やや暗い場所では、とくにキー手前刻印がパッと見では視認できない。
でも、REALFORCE RC1には別売のカラーキーキャップセットがあるから、このキー刻印の視認性問題はサラリと解決できそう。というか解決すべく試してみたら、視認性がだいぶ上がって便利度もUPッ!!!
カラーキーキャップセットってナニ?
REALFORCE RC1用に発売されているカラーキーキャップセットは、「RC1 Color Keycaps Set」という製品。
REALFORCE RC1用ではあるが、全キーでないにせよほかのREALFORCE用の交換キーとしても使える気がするものの、試していないので明言はできないとは言え、REALFORCEのキーキャップってキー幅さえ同じなら「REALFORCE RC1のキーをREALFORCE R3に代入ッ!!!」みたいなことができまくりだが、メーカー保証外の使い方となる。
カラーは、日本語のタイプキーが4色展開で、日本語のタイプキー以外が3色展開で、合計7種類。英語も同様なので、合計14種類ということになる。この「タイプキー」や「タイプキー以外」については後述する。
RC1 Color Keycaps Setのバリエーションは前述のとおり合計14種類。英語配列と日本語配列が用意されており、それぞれにタイプキーとタイプキー以外というセットがある。
タイプキーは、文字キー、記号キー、数字キー、スペースキーと一部のファンクションキー(F1〜F4、F9〜F12)のセット。タイプキー以外は、修飾キー、特殊キー、F5〜F8のセットだ。タイプキーとタイプキー以外の2つを買えば、REALFORCE RC1のキーを全部取り替えられる。
価格は、タイプキーが4840円で、タイプキー以外が3960円。タイプキーとタイプキー以外を集めたフルキーセット的なものはないもよう。
ちなみに俺の場合、ダークブルーのタイプキーとタイプキー以外を購入した。合計8800円。これを使ってREALFORCE RC1のキー刻印の視認性のイマイチさを克服してゆきたいッ!!!
交換してみたっ! カッコイイ! そしてキー刻印が見やすくなった!
ということで、とりあえずREALFORCE RC1の全キーをダークブルーのキーキャップへと換装してみた。その結果が↓こちら。
なかなかイイ! でも、やっぱり、ダークブルーじゃなくてスモーキーライラックならもっとキー刻印の視認性が上がった? しかし俺的に色の好みとしてはダークブルーって感じなので、これで満足ってコトにしてゆきたいッ!!!
commandキーとoptionキーを追加してゆきたいッ!!!
REALFORCE RC1のキー刻印の一部は、Windows向け。AltとWindowsキーだが、Macで使う場合はこれらのキーがcommandキーやoptionキーということになる。
前出のRC1 Color Keycaps Setのこれらキーも、AltとWindowsキーになっている。ここをMac仕様にできないかニャ〜と思って試したのが↓こちら。
というわけで、3つのキーキャップ欲しさに、1万7800円も払ってしまった。後先考えずに購入した。後悔していない。3つのキーキャップを失ったREALFORCE SA for MACのことは考えていない。
そして3つのキーキャップを換装したREALFORCE RC1がこちら↓。「Mac用REALFORCE RC1だゼ!!!」的な主張の強さが……どうなんでしょうネ。
移植を、して、満足した。「REALFORCE SA for MAC ホワイト 114キー日本語配列」のほかのキーの多くは、使用中の「REALFORCE R3 KEYBOARD Mac 配列 / R3HH21」の予備キーキャップとなる、かも、しれ、ないが、「REALFORCE R3 KEYBOARD Mac 配列 / R3HH21」はずーっと使っててもキーキャップ刻印が薄くなるとかいう問題は一切出ていないので、「REALFORCE SA for MAC ホワイト 114キー日本語配列」は死蔵するのかもしれない。
ともあれ、REALFORCE RC1のキーキャップ交換で、キー刻印の視認性が非常によくなった。でもやっぱりREALFORCE RC1のホワイトモデルも出して欲しいニャーとか思う俺であった。