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異例の前倒し発表となった「Google Pixel 9 Pro Fold」への期待と不安

 愛用しているPixel Foldの後継機、正式発表を楽しみに待っていたのですが、毎年恒例の発表イベント「Made by Google」が例年の10月から前倒しして8月13日に開催されるという異例の事態に加え、正式発表前に端末名や画像を前倒しで発表するという、さらに異例の事態が起きました。

 Googleの公式情報によれば、次の折りたたみスマートフォンは「Google Pixel 9 Pro Fold」という名称が決定。現モデルの「Pixel Fold」は、その数カ月後に発売されたPixel 8シリーズのプロセッサ「Tensor G3」よりも1世代前の「Tensor G2」が搭載されていましたが、今回は同じ9シリーズに分類されるということで、Pixel 9 Proと同性能のプロセッサが搭載されるのでは、という期待が持てます。

Pixel 9 Pro Fold

 また、細かいながら名称も「9 Pro」の「Fold」という順番なので、「9 Pro相当の性能を持った折りたたみスマートフォン」となりそう。Pixel Foldは今も愛用していますが、直後に発売されたPixel 8シリーズでしか使えない機能をうらやましく思っていたこともあり、最高スペックで登場する折りたたみスマートフォンとしては期待大です。

 一方、ティザーとして公開された動画を見ると、本体のデザインはPixel Foldよりも縦長です。同じ折りたたみスマートフォンのGalaxy Foldシリーズと比較してPixel Foldを選ぶ理由が、折りたたんだ状態で横に広いディスプレイサイズだったので、どのくらい縦長になるのかが気になっています。

 そして最大の関心は日本での価格。先行して発売されたGalaxy Fold6は、円安が進む昨今ながら前モデルとほぼ同じ25万円程度の価格で発売されました。前モデルよりスペックも上がると予想されるPixel 9 Pro Foldがいったいいくらで発売されるのか、そして前モデルであるPixel Foldはいくらで下取りしてくれるのか、お財布と相談しながら正式発表を楽しみにしたいと思います。