みんなのケータイ

「Google Nest Doorbell」を導入してみた

 春の新生活の準備として、Googleのドアベル「Google Nest Doorbell(Battery Type)」を導入しました。

 Googleが販売するインターホンで、来訪者や荷物の置き配を宅内のスマートディスプレイや、外出中でもスマートフォンから確認し、応答を可能にするデバイスです。

「Google Nest Doorbell」(左)を導入

 ドアベルを導入した最大の目的は、春から子どもが一人で出かける機会が増えることによる、「子どもが鍵を忘れて家に入れない」トラブルを防ぐことです。

 以前、本コーナーの記事でご紹介の通り、筆者宅にはスマートロックを導入しているため、外出先からでもスマートフォンを使って鍵を施錠/解錠することができます。

 このため、仮に子どもが鍵を忘れて外出したとしても、子どもに何らかの通信手段があれば、親に電話やメッセージを送ることで、リクエストを受けた親がスマートフォンを使って鍵を開けることは可能です。

 しかし、子どもが通信手段を持っていなかったり、鍵も通信手段も持たずに外出してしまい、帰宅タイミングで親が留守にしていると、やはり「家に入れない」が発生します。筆者自身が子どもの頃に鍵を忘れて帰宅できない経験を何度かしたこともあり、玄関までたどりつけば確実にコミュニケーションがとれるようにしたい……。ということで、ドアベルを導入してみました。

 導入にあたって最大の不安は、賃貸のマンションでも穴を開けずに取り付けできるか? という点ですが、ドアベルのスペック上の重さは約200gと“やや重たいスマートフォン”と同程度のため、それなら強力な両面テープを使って設置できるのでは? と思い、試してみることに。

 不安もありましたが、この記事を執筆している時点で、設置から10日間ほどが経過した時点では、今のところテープが剥がれて落下するなどの事故は発生していません。

 ただし、この方法はメーカーが推奨する取り付け方法ではないため、落下などの事故発生時は自己責任となる点はご注意ください。また、ドアベル自体を悪意のある盗難から守ることは難しくなります。

ドアベルのベースに両面テープを貼りつけて設置

 若干の不安は残りつつも、ひとまず設置・運用を開始しました。セットアップはスマートフォンの「Google Home」アプリを使い、ドアベルが接続するWi-Fiなどを指定するだけで簡単に行えます。

 無事にセットアップが完了すると、ドアベルのボタンを押すと、数秒後にGoogle Nest Hubなどのスマートディスプレイやスマートフォンにドアベルのカメラ経由で映像が表示され、宅内からでも宅外からでも訪問者が確認できます。

 既にご紹介した通り、もともとの導入目的は「子どもが鍵を忘れて部屋に入れないトラブルを防ぐ」でしたが、ドアベルのボタンが押されると、スマートフォンやスマートディスプレイで応答ができるため、これらのデバイスが手の届く範囲にあれば、インターホンの受話器がある場所まで体を動かすことなく応答できるのも、リモートワークなどでの在宅中に作業の中断を最小限にでき便利です。

 また、オンライン通販などで増える「置き配」も、配達員が玄関に荷物を置いたことが通知されます。玄関前に荷物が置き配される場合でも、ドアベルの通知をチェックすれば、すぐに荷物を回収可能です。

 少々物足りなく感じているのは、「Google Nest Doorbell」単体で確認できる映像は、直近3時間分に限られ、これより古い映像を確認するためには、月額630円の有料サービス「Google Nest Aware」に加入する必要がある点です。

 有料サービスに加入すると、訪問者や帰宅した家族に名前(ラベル)をつけて識別できるようになるほか、最大で30日分の動画履歴が確認できるようになり、Googleのクラウドサービスの連携によって本領を発揮するようです。

有料サービスに加入すると、より便利になる

 また、ドアベルの通知はあくまで「Google Home」アプリ上のイベントとして通知が行われるため、スマートフォンのアプリ通知を見落としてしまうと、ドアベルを使った応答はできません。したがって、外出先でも来訪者に対応するためには、アプリの通知を見逃さないようにする必要があります。

 スマートフォンの通知が多すぎて見逃してしまう場合には、スマートウォッチでも通知を連携して見落とさないようにするなど、工夫が必要になります。