ASUS「Zenfone 12 Ultra」をグローバル発表――eSIM対応や日頃から使えるAI機能など

　ASUSは、Androidスマートフォン「Zenfone 12 Ultra」をグローバルで発表した。日本での展開は明らかにされていない。

Sage Green

Ebony Black

Sakura White

　Zenfone 12 Ultraは、シルキーなマットガラス仕上げの背面や極狭ベゼルが特徴のスマートフォンで、IP68相当の防水・防塵性能を備えている。チップセットには、クアルコムのSnapdragon 8 Eliteを搭載。SIMはnanoSIMとeSIMに対応している。

　カラーバリエーションは、セージグリーン（Sage Green）、エボニーブラック（Ebony Black）と、サクラホワイト（Sakura White）の3種類で庭園をイメージした。

　カメラは、背面に6軸ジンバル（6-Axis Hybrid Gimbal Stabilizer 4.0）を搭載した5000万画素のメインカメラ（Lytia 700センサー搭載）、1300万画素の超広角カメラ（120度）、3200万画素の望遠カメラ（3倍、光学手ブレ補正付き）を備えている。

　動画撮影機能としては、被写体を自動で画面中央に配置する「AI Tracking」、カスタマイズ可能なボケ効果を活用できる「AI Portrait Video 2.0」、環境ノイズをリアルタイムで低減する「AI Voice Clarity」などが利用できる。

　写真撮影では、不要なオブジェクトを削除できる「AI Magic Fill」、ブレた画像を鮮明に補正する「AI Unblur」、モーションブラーを生成する「AI Panning Shot」などの機能を搭載している。

　そのほかのAI機能として、文字起こしや要約、発言者の識別、翻訳が可能な「AI Transcript 2.0」、Web記事を簡潔にまとめる「AI Article Summary」、PDFやWordファイルの要点を抽出する「AI Document Summary」などを備えている。