Amazon、Alexa対応のドアベルと屋内外カメラを日本国内で販売

　アマゾンジャパンは、同社子会社「Ring（リング）」のドアベル「Ring Video Doorbell 4」とセキュリティカメラ「Ring Indoor Cam」とバッテリー搭載モデル「Ring Stick Up Cam Battery」を日本国内で4月20日に発売する。

　価格は、ドアベルが2万3980円、セキュリティカメラは6980円、バッテリー搭載モデルは1万1980円。それぞれ5回の分割払いが利用できる。

Alexaと連携するドアベル

　ドアベル「Ring Video Doorbell 4」は、玄関に設置すると、モーションセンサーが反応した際にスマホアプリで通知を受け取れる。反応する前の様子を最大4秒間確認できる「カラーPre-Rollビデオプレビュー」機能をサポートしている。

　訪問者がチャイムを鳴らすと、スマホアプリや画面付きEchoデバイスから映像（1080p HD画質）を確認し応対できる。Echoデバイスのほか、Fire TVシリーズにも通知を出せる。また、Alexaとも連携し、Alexaに訪問者との応答をリクエストすると、対応デバイスを通じて訪問者と会話できる。

　アクセサリーとして、屋内で来訪者の通知やドアベルへのWi-Fi中継器の機能を備える「Chime Pro」（5980円）と、既存インターホンの取替用パネル「Ring Intercom Doorbell Mount」（1780円）も同時発売する。

Chime Pro

小さいサイズの屋内カメラ

　「Ring Indoor Cam」はコンパクトサイズの屋内セキュリティカメラ。小型サイズなので、置く場所を選ばずに設置できる。

　ドアベル同様に、スマートフォンアプリやAlexa搭載デバイスと連携し、会話やモーション検知機能、1080p HDビデオのライブ映像機能などで部屋を「見守り」できる。複数台設置しても、アプリのダッシュボードですべてのカメラをコントロールできる。

屋外対応バッテリー搭載モデル「Ring Stick Up Cam Battery」

　「Ring Stick Up Cam Battery」は、IP55等級の防水防塵性能を備えたバッテリー搭載のセキュリティカメラ。置く場所の選択肢を広げ、さらに安心をプラスできる。

　最大1080p HD品質のライブ映像のほか、明かりがない場所でも映像を確認できるナイトビジョンもサポートする。

　また、赤外線とカメラセンサーでモーションを検知し、アプリに通知する機能のほか、必要なイベントだけ検知する設定や、カメラで映したくない範囲を隠す「プライバシーマスク機能」を備える。

過去の映像を記録できる「Ringプロテクトプラン」

　過去60日間の動画や過去7日間の静止画を確認したり、保存／共有したりできるオプション「Ringプロテクトプラン」を提供している。デバイス1台ごとに月額350円のプランと、登録住所1件ごとに月額1180円（デバイスの数は無制限）のプランを用意している。

　なお、「Ring Video Doorbell 4」と「Ring Indoor Cam」、「Ring Stick Up Cam Battery」のいずれかを購入したユーザーには、2023年3月31日までの無料体験版が特典として提供される。セットアップ後すぐに体験版が有効になるが、期間終了後に有料プランに自動移行されない。

　Amazon.co.jpでは、それぞれの製品単体のほか、「Ring Video Doorbell 4とRing Chime Proのセット」や「Echo Show 5（第2世代）」のセットで販売する。

　また、一部のヤマダデンキで20日から販売するほか、一部の家電量販店でも今後取り扱いを開始するとしている。