てっぱんアプリ!

天気予報だけでなく細かなアドバイスも得られる、「ウェザーニュース」のAIチャット機能
2025年2月7日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
今や日々の天気や気温、降水確率だけでなく、雨雲の動き、時間帯ごとの降雨量、紫外線や花粉など微粒子の量など、さまざまな天候情報を得られるようになった。が、散在するそれらの情報を集めるのは大変。「ウェザーニュース」アプリの新機能「お天気エージェント」は、それらユーザーの知りたい情報をまとめて得られるようになっている。
短い質問文で的確に天気情報を回答
天候や災害、健康などに関わる多様な情報を提供している「ウェザーニュース」アプリ。最近になって「お天気エージェント」と呼ばれるAIチャット機能が追加された。月額680円の「ウェザーニュースPro」会員に登録することで利用可能だ。
「お天気エージェント」は、ChatGPTなどと同様にテキストチャットでAIと会話して情報が得られる仕組み。ウェザーニュースが扱っている天気などの情報のやりとりに特化しているのがポイントだ。例えば「今週の天気は」と尋ねると、現在地の今後1週間の天気を教えてくれる。
週間天気予報はアプリの基本的な機能としてすでに存在するが、AIチャットでは1週間の天候がどのような傾向にあるのか、どういった点に注意するべきかが箇条書きで分かりやすくまとめられ、風邪予防指数や乾燥指数など、関連するウェザーニュースの情報リンクも提示してくれる。
見知らぬ土地の気候を手早く知りたいときなどに
離れた地域の情報を収集したいときも、お天気エージェント機能が活躍しそうだ。従来はその地域をわざわざ検索して天気予報をチェックする、という手順が必要だったが、AIチャットでは「○○の天気を教えて」という単純なメッセージを入力するだけでその地域の天気予報や補足情報が得られる。
また、居住地と行き先とで気候が大きく異なる場合、どんな服装にすれば良いか自分では判断が付きにくい。しかし、それもAIチャットで尋ねればアドバイスしてもらえる。
冬の山間地域に出かけるときに必要な装備や注意事項も教えてくれるし、「○○と△△の天候を比較して」のように比較したい地域を具体的に指示することでより分かりやすくなる。
チャットの履歴は保存されないので、過去に尋ねた内容を後でもう一度見返す、といった使い方ができないのが残念なところ。でも、さまざまな視点からの天候情報を少ない手間でまとめて得られることで、時短につながり、より快適に過ごす助けにもなるだろう。