てっぱんアプリ!

グーグルのGeminiアプリは「これを要約して」や「これをカレンダー登録して」だけでOK! AIチャットのライブ会話と画面共有をもっと活用しよう
2025年10月31日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
AIチャットアプリの多くは、AIアシスタントとリアルタイムで音声会話できる「ライブ会話」機能を備えている。そのうえで「画面共有」機能を併用できる場合があり、それによって普段の作業を格段に効率アップすることが可能だ。その方法を紹介していこう。
ライブ会話+画面共有、おすすめはGemini
「ライブ会話」はAIアシスタントとリアルタイムに音声会話できる機能で、まるで人と対面でやりとりするようにして情報収集できるものだ。
また、そのライブ会話をしながらスマホ画面で表示している内容をAIアシスタントと共有する「画面共有」機能が使える場合もある。ユーザーが見ている画面内容をリアルタイムにAIアシスタントが把握し、その内容について質問したり、詳しく調べたり、他のサービスと情報連携したり、といったことが会話の中でできるようになるのだ。
2025年10月現在、ライブ会話の機能をもち、かつ画面共有もできる日本語対応の代表的なAIチャットアプリは、Googleの「Gemini」とMicrosoftの「Copilot」、OpenAIの「ChatGPT」の3つ。ただし、各種サービスとの情報連携のしやすさまで考慮すると、このうちGeminiが最もおすすめだ。
詳しく説明せず「これを○○して」だけで完了
使い方は、AIチャットアプリを起動してライブ会話の機能を立ち上げ、そこから画面共有の機能を選ぶだけ。そうすると他のアプリを使用中でもAIアシスタントがバックグラウンドで常時待機し、画面録画がスタートする。
この状態でスマホを操作しつつ、画面上で気になるところを見つけたらスマホに話しかけて、AIアシスタントの助けを得ることができる。
たとえばWebページを閲覧中に、「これを要約して」と言うだけでそのページ内容を要約して話してくれる。あるいはミーティングやイベントの日時を知らせるメールを読んでいるときに、「これをカレンダー登録して」と言えば日時や予定のタイトルなどを設定したスケジュールがすぐにカレンダー登録される(Geminiのみ)。
アプリによってはAI機能を独自に統合している場合もあるが、このライブ会話と画面共有を使った方法はアプリを問わず汎用的に使えるのがミソ。常に画面録画しているので、長いWebページやメールでもスクロールしながら話せばAIアシスタントがちゃんと中身を理解してくれるのもメリットだ。
長時間使い続けているとスマホのバッテリーの減りが早くなったり、熱をもったりしやすい、という点には注意が必要だが、あらゆる場面で応用できるので、生産性アップを目指すならぜひ使いこなしてみてほしい。









