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Geminiで音楽生成が可能に、最新生成音楽モデル「Lyria 3」を搭載

 グーグルは19日、Geminiアプリに生成音楽モデル「Lyria 3」を搭載し、音楽生成機能のベータ版提供を開始した。この機能により、テキストによる指示や写真、動画のアップロードを通じて、オリジナルの楽曲を数秒で生成できるようになった。

 「Lyria 3」は、以前のバージョンと比較してオーディオ生成機能が向上した。プロンプトに基づく歌詞の自動生成に対応したほか、スタイルやボーカル、テンポなど、希望する要素を詳細にコントロールできる。また、よりリアリティがあり音楽的に豊かな楽曲が作成できるようになった。

 楽曲の作成は、特定のジャンルやムード、思い出などをテキストで説明することで行える。たとえば、特定の思い出をテーマにしたアフロビートの楽曲などが指定できる。

 また、写真や動画をアップロードして楽曲を構成することも可能。Geminiがファイルの内容をもとに、雰囲気に合った歌詞付きの楽曲を作成する。

 Geminiアプリでは、Nano Bananaで生成されたカスタムカバーアート付きの30秒の楽曲が作成できる。生成された楽曲は、ダウンロードや共有リンクを通じて共有が可能。

 AI生成コンテンツを識別するため、生成されたすべての楽曲には知覚不能な電子透かし「SynthID」が埋め込まれる。また、検証機能も音声にまで拡大された。ファイルをアップロードしてGoogle AIで生成されたものかを確認するよう依頼すると、GeminiがSynthIDを確認して回答する。

 「Lyria 3」は、既存のアーティストの模倣ではなく、オリジナルの表現を目的として設計されているという。プロンプトに特定のアーティスト名が含まれる場合、似たスタイルや雰囲気を持つ別の楽曲が作成される。また、既存のコンテンツと出力を照合するフィルタも導入された。

 本機能は、18歳以上のユーザーを対象に、日本語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ヒンディー語、韓国語、ポルトガル語の8言語で提供される。Google AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultraのサブスクリプションユーザーは、通常よりも多くの楽曲を生成できる。