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Nothing、Nothing OS 4.0を配信開始 Phone (3)から順次
2025年11月25日 11:40
英Nothingは21日、同社スマートフォン向けOS「Nothing OS 4.0」を発表した。Android 16をベースとしており、Phone (3)から順次提供される。
Nothing OS 4.0では、NOS 3.0と比べて、よりパーソナルでインテリジェント、そして洗練されたデザインのフレームワークを採用。生成AIを活用し、自然言語で操作・作成できるEssential Appsなどが追加された。
ライブアップデートがGlyphインターフェイスに対応
Android 16の新機能「ライブアップデート」がGlyphインターフェイスにも対応した。ロックスクリーンに加えて、Glyphインターフェイス上で配車や配達の進行状況をリアルタイムで確認できる。
今後、Android 16のライブアップデートに対応するアプリは、同時にGlyphインターフェイスでの表示にも対応する見込み。
エクストラダークモード
より深い黒とシャープなコントラストを特徴とし、消費電力を抑えたエクストラダークモードにも対応した。
通知やクイック設定、アプリドロワーなどが暗所での視認性と快適さを重視してデザインされており、今後利用できるアプリも広がっていくという。
その他変更
音量調節時の触覚フィードバックが追加され、アプリの起動・終了時や通知のアニメーションも改善された。インタラクションデザインも見直され、操作感がより滑らかになっている。
さらに天気、歩数計、スクリーンタイム向けに新しい1×1と2×1のウィジェットが追加され、必要な情報をコンパクトに表示できるようになった。
2つのアプリを同時にフローティング表示できるポップアップビューや、使用頻度の低いアプリアイコンを非表示にする機能も加わっている。
このほか、Phone (3)ユーザー向けには、Flip to Glyphのコントロールや誤タップ防止の改善、新しい「Hourglass」や「Lunar Cycle」などのGlyphトイが利用可能になる。Nothing Galleryでは、Glyph Mirrorで撮影したセルフィーも保存できるようになった。
Nothing OS 4.0はすでにPhone (3)向けに配信されており、ほかのモデルにも順次展開される予定。一方でPhone (1)はNOS 4.0非対応のため、アップデートは提供されない。
