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KDDI、au Starlink Directの開発者向けサポートサイトを公開

 KDDIは、auの衛星通信サービス「au Starlink Direct」に関するアプリ開発者および端末メーカー向けのサポートサイトを公開した。

 現在「au Starlink Direct」は29のアプリ、73機種に対応し、接続者数は200万人を超えている。KDDIはサポートサイトを通じて、アプリ開発者や端末メーカーとともに対応アプリや対応端末を広げ、より安心で楽しいつながりを提供していきたいとしている。

 アプリ開発者向けのサポートサイトには、衛星データ通信を実現するための開発情報を公開。誰でも閲覧可能で、グーグルやアップルの開発情報に加え、世界初の衛星データ通信サービスとして培った知見を活かし、衛星接続中でも快適に利用できるUX最適化の推奨項目も紹介している。また、圏外エリアでの動作確認ができる検証環境も用意する。

 端末メーカー向けのサポートサイトでは、端末を衛星に接続するための開発情報を9月30日から掲載予定。端末メーカーであれば会員登録後に閲覧でき、機能実装後には接続性を検証・試験できる環境も提供される。すでにPixelやiPhoneが対応しており、メーカー直販のGalaxyなどオープン端末も順次対応予定となっている。