折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip7」発表　さらに薄く画面は大きく

　サムスン電子ジャパンは、フォルダブルスマートフォン「Samsung Galaxy Z Flip7」を発表した。発売日は8月1日で、予約は7月17日〜31日に受け付ける。価格は256GBモデルが16万4800円、512GBモデルが18万2900円。

コンセプトは「Ultraスペックを手のひらに」

革新的なデザインとディスプレイの進化

　Galaxy Z Flip7のサブディスプレイは、4.1インチの大型フルスクリーンに進化。歴代最も薄い1.25mmのベゼルを採用し、SNSやメッセージ、スケジュール確認、セルフィー撮影まで快適にこなせる。また、最大輝度2600ニト、120Hzリフレッシュレートに対応し、直射日光下でも高い視認性と滑らかな操作感を実現した。

　進化したインタラクティブ壁紙や、画像に合わせて時計の表示が変化するロック画面も利用可能。さらに、純正ケースにはピンボールをモチーフにしたデザインも用意され、遊び心と一体感のあるディスプレイ体験が楽しめる。

左がピンボールモチーフのFlipsuit Case

　メインディスプレイも6.7インチから6.9インチに大型化。また、本体薄型化のため、防水構造を内部に組み込み、Galaxy史上最も高密度な回路基板を採用。カメラモジュールやバッテリーも設計を見直し、圧倒的な薄型・軽量化を実現した。ヒンジにはGalaxy Z Fold7と同様の「アーマーフレックスヒンジ」を採用し、耐久性も確保している。

妥協なきパフォーマンスとバッテリー持続時間

　薄型ボディと大型ディスプレイを両立しながら、Galaxy Z Flipシリーズ史上最大の4300mAhバッテリーを搭載。最新チップセット「Exynos 2500」による電力効率の最適化も相まって、長時間の使用に対応。動画再生時間は最大31時間を実現した。

よりスマートで直感的なAI体験

　OSにはAndroid 16ベースの「One UI 8」を搭載し、サブディスプレイでのAI機能がさらに強化。ロック画面の「Now Bar」で必要な情報を瞬時に確認できるほか、「Now Brief」により、予約情報や天気、為替、プレイリストなどをまとめて表示。忙しい朝でもすぐに必要な情報が手に入る。

Now Bar

Now Brief

　さらに、「Gemini Live」とフレックスカメラを組み合わせ、服装選びなどの場面でも便利に活用できる。

進化したセルフィー体験

　最先端のプロビジュアルエンジンを搭載し、メインカメラを使った高解像度セルフィー撮影が可能に。前モデルと比べて肌の赤みが抑えられ、顔や背景の明暗も自然なバランスで表現できるようになった。

　さらに、自分の写真からAIがオリジナルのフィルターを生成し、撮影時に適用できる機能も搭載。アプリや加工なしでナチュラルに“盛れる”とうたう。また、カメラホールの色で撮影モードを判別できるほか、スライダー操作による片手ズーム調整もよりスムーズになった。

発売情報

　カラーバリエーションは、ブルー シャドウ、ジェットブラック、コーラルレッドに加え、オンラインショップ限定のミントを加えた4色。国内ではサムスンオンラインショップのほか、Amazon.co.jp、ヨドバシカメラ、ビックカメラで販売。いずれも発売日は8月1日、予約期間は7月17日〜31日。

左からブルー シャドウ、コーラルレッド、ジェットブラック、ミント

　さらに、31日までの予約購入で「純正モバイルバッテリー」プレゼントキャンペーンも実施される。