ニュース

ドコモ5G SA通信障害、最大約158万人に影響 音声通話やデータ通信など

 NTTドコモの「5G SA(Standalone)」サービスにおいて通信障害が発生し、影響を受けたユーザー数が全国で最大約158.7万人にのぼることが発表された。

 障害は11月5日午前11時18分頃~11月6日午前1時20分頃まで継続し、全国で音声通話やデータ通信、SMSが利用しづらい状況となっていた。

影響範囲と対象サービス

 通信障害の影響を受けたのは、全国の5G SAサービス契約者で、最大約158.7万人にのぼる。緊急通報やエリアメール、ドコモ回線を利用するMVNOには影響しなかった。5G SAサービスを契約していない一般の5Gや4Gサービスを利用するユーザーも影響の対象外となっている。

交換機のメモリ異常が原因

 原因は、コアネットワークの保守作業を契機に、5G SAサービスの契約者を収容する交換機の一部装置でメモリ異常が発生したことによる。処理遅延が生じたことでネットワークの輻輳が発生した。

 同時間帯に実施していたほかの作業影響との切り分けに時間を要したため、障害が長期化した。なお、本事案について不正アクセスの形跡やサイバー攻撃を示す事象は確認されていない。

 ドコモはメモリ異常の発生を防ぐ暫定対処をすでに実施した。今後はメモリ異常状態を未然に解消する対処策を1週間以内に完了する予定で、工事工程全体を俯瞰し、被疑箇所の早期特定に努めるとしている。