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グーグルのAI「Gemini」にエージェントモード搭載、Project Marinerを実用化

 グーグルは、開発者向けイベント「Google I/O」で、エージェントモードをGeminiアプリに搭載すると発表した。

 エージェントモードは、エージェント機能が人々のマルチタスクをどのように支援できるかを研究するプロジェクト「Project Mariner」によるもので、AIによる作業代行機能を実現する。

 たとえば、2人で住むアパートを探したい場合、エージェントモードを利用すると、Geminiアプリがバックグラウンドで動作し、条件に合う物件を自動で探し出してくれる。

Geminiがブラウザを操作し探してくれる

 さらに、GeminiのエージェントモードはMCP(Model Context Protocol)を活用し、物件情報へアクセス。ユーザーに代わって内見の予約までも行うことができるという。

 Geminiアプリのエージェントモード実験版は、まもなく登録ユーザー向けに提供が開始される。