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GeminiのAI検索でビデオ入力に対応した「Search Live」が近日リリース

 グーグル(Google)の生成AI「Gemini」について、ビデオ入力に対応した「Search Live」機能を、近日中に米国からリリースすると発表した。

 「Search Live」では、スマートフォンのカメラなどで撮したリアルタイムのビデオを入力し、AIとユーザーが同じ視線を共有し、目の前の疑問を解消できるもの。たとえば、目の前で繰り広げられている化学の実験を撮影すると、その実験に関連するWebサイトを検索でき、より深い情報を知ることができる。

AIモード検索の新機能

 検索のAIモードでは、ブラウザ版でも画像やPDFのアップロード機能が導入された。PDF文章内のさまざまな情報を検索し、またフォローアップする情報をWebから取得し、理解を深められる。

 また、大きなプロジェクトやタスクなどでさまざまな情報を追跡したい場合に役立つ新機能「Canvas」が導入される。複数のセッションにわたって計画立てることで、情報を整理できる。まとめられた情報は、逐次動的に更新されるため、新しいソースを入力しても、それに応じて情報をまとめてくれる。Canvasは、米国のAI Mode Labsに参加しているユーザーから、今後数週間以内に展開される。

 Chromeのレンズ機能では、近日中に“現在閲覧中のWebサイト”の情報をAIに質問できるようになる。Chromeブラウザのアドレスバーをクリックしてボタンを押下し、質問したい図版などを選択するだけでAIによる概要が表示され、さらに詳しく質問できる。