ニュース

ソフトバンク、手軽に使える生成AIエージェント「satto」 先行登録受付開始

 ソフトバンクは、生成AIエージェント「satto」(さっと)ベータ版の限定先行ユーザーの登録受け付けを開始した。9月以降に順次提供が始まる。

 sattoはソフトバンクの生成AIエージェント。プロンプトの入力が不要で、グーグルやマイクロソフトなどのアプリと連携して動作のパターンを作ることができる。自ら検索してまとめることなく、複数の製品を比較する商談資料を作成でき、プログラミングの手伝いなどもできるという。作成した動作のパターンはユーザー同士で共有できる。簡単に使えることが特徴で「いつでもあなたをサッと助けてくれる存在」として、シンプルな操作だけで利用できるかたちを目指す。

 マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceで「GPT-4o」を用いており、取り扱うデータを学習に用いないオプトアウト設定とされている。ユーザーの行動については、リコメンド機能などに用いられるが、ほかのユーザーやソフトバンク社外に公開されることはないという。sattoで連携して利用するサービス上でのデータ取り扱いは、各社のポリシーに準じる。

 限定先行ユーザーは「Co-Creator」としてベータ版を利用でき、フィードバックを受け付ける。誰でも登録できるが、macOSのデバイスとGoogleアカウントが必要で、Windowsは今後対応の予定。法人契約は受け付けていない。登録人数の状況によっては、一部で利用開始までに時間がかかる可能性がある。

【追記 2024/8/26 17:58】
 記事内容を一部追記しました。