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石川県や新潟県などで停電、知っておきたいスマホの節電方法

 1日夕方に発生した石川県能登地方の地震を受け、北陸電力送配電では石川県や富山県で、東北電力ネットワークでは新潟県で停電が発生していると案内している。

 本稿では、スマートフォンの節電に役立つ設定をご紹介する。

スマートフォンの設定を見直そう

 スマートフォンで電力を消費する2大要素は「通信」と「ディスプレイ」だ。節電に役立つ設定として、通信については「省電力モード」、ディスプレイについては「明るさの調整」などが挙げられる。

省電力モード

 通信については「省電力モード」にすることで、ある程度、アプリが自律的に行うアクションを制限して通信を抑えられる。

iPhoneの場合

 iPhoneでは、「設定」→「バッテリー」から、低電力モードをオンにしておこう。メールやアプリの通信が減り、一部のビジュアル効果も低減、あるいは無効になる。

Androidの場合

 Androidでは、通知バーに、低消費電力機能である「バッテリーセーバー」のオン/オフボタンが用意されている。また、「設定」→「バッテリー」と進んでも設定できる。

通知バー
「設定」→「バッテリー」

ディスプレイの設定

 一方、ディスプレイは、「明るさを下げる」「画面オフになるまでの時間の短縮」という2点を設定しておこう。

iPhoneの場合

 iPhoneの場合、明るさを下げるには、コントロールセンターから操作するか、「設定」→「画面表示と明るさ」から操作する。このとき、自動的に色味を変化させる「True Tone」もオフにしていい。

パネル中央、太陽のようなマークが付いているところが明るさを変えられる部分
画面表示と明るさ

 画面消灯までの時間設定については、同じく「画面表示と明るさ」で選べる。ただ、先述した「低電力モード」をオンにしていれば、自動的にもっとも短い設定である「30秒」になっている。

Androidのディスプレイ設定

 Androidは「設定」→「ディスプレイ」で変更できる。明るさのレベルを変えられるほか、画面消灯までの時間も選べる。こちらも、省電力モードのバッテリーセーバーをオンにしておけば、自動的に消灯時間が短くなっている。