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Androidの新機能が携帯電話やスマートウォッチに登場
2023年12月4日 18:17
グーグルは、スマートフォンやタブレット、Wear OSスマートウォッチ、Google TVデバイスにおける新機能やアップデートを発表した。
「絵文字キッチン」に新たな組み合わせ
文字入力キーボードアプリ「Gboard」で、新たな「絵文字キッチン」の組み合わせが利用可能になった。
Googleメッセージ(ベータ版)に新機能
Googleメッセージ(ベータ版)では、音声メッセージに背景や動く絵文字のテーマを追加できる「Voice Moods」が登場した。
また、リアクションエフェクトで、全画面でアニメーション絵文字が表示される。
Google TVに無料チャンネル追加
映画、スポーツ、ゲームショー等115以上の無料チャンネルがあるGoogleTVには、10以上の新しい無料チャンネルが追加された。
Wear OSのスマートウォッチに新機能
Wear OSのスマートウォッチでは、互換性のあるデバイスのコントロールが強化された。掃除機やモップなどをオンにしてドッキングできるようになった。また、照明グループを制御すれば、ディナー、集中タイムなどの目的に合わせて瞬時に雰囲気を設定することもできる。
さらに、スマートウォッチからGoogle Homeのステータスを「在宅」または「外出中」に設定できるようになった。出かけていても、家のカメラが作動しており、ドアが施錠され、照明が消えていることを確認できる。
文字盤上の新しい「スナップショット」ショートカットでは、天気予報、旅行の最新情報、イベントのリマインダーなどが表示される。
近日中には、音声コマンドを使用してWear OSスマートウォッチから「ルーティン」を開始できるようになる。たとえば、職場までのナビゲーションや天気の確認、その日の予定の確認といった「通勤」というルーティンを設定している場合、「OK Google、通勤」と言うだけでそれを開始できる。
セキュリティーキーでカスタムPINを設定可能に
ユーザー認証を要求するWebサイトやアプリのFIDO2セキュリティキーに、カスタムのPINを設定できるようになり、ログイン時にパスワードを入力する手間が軽減される。認証のために登録したデバイスを紛失したり盗まれたりした場合でも、情報の利用にはカスタムPINコードが必要となるため、情報を安全に保つことができる。
AI画像の説明を聞けるように
Androidデバイスに搭載されているスクリーンリーダー「TalkBack」では、AIを使用して画像の説明を作成し、読み上げる機能が追加された。撮影したばかりの写真、アプリやSNSの画像、友人から送られた写真などに使用できる。
自動字幕起こしの機能拡大
今後、自動字幕起こしでより多くの言語が利用可能になる。対応するAndroidデバイスでは、通話中にテキストメッセージを打ち、それを読み上げさせることで会話を返す機能も追加される。相手の声を聞いたり、自分の声で応答したりすることなく、電話を受けることが可能になる。