ニュース

アンカー、「Qi2」対応予定製品全7種発表――24年春ごろ発売

 アンカー・ジャパンは、ワイヤレス充電規格「Qi2」に対応予定の充電器やモバイルバッテリーなど7機種を発表した。2024年春ごろから順次発売される。

「Qi2」に対応予定の新製品

 登場予定の製品はいずれも15Wでのワイヤレス充電が可能で、従来のワイヤレス充電のように位置がズレていて充電できていなかったなどのトラブルを解消する。先着1000人で同社のメルマガに登録すると、Qi2対応予定製品に使用できる20%オフクーポンがプレゼントされる。

 折りたたみ式で3-in-1のワイヤレス充電器「Anker MagGo Wireless Charging Station」は1万4990円。最大15Wの出力に対応するワイヤレス充電パッド「Anker MagGo Wireless Charger」は3990円。iPhoneやApple Watch、ワイヤレスイヤホンを同時に充電できる「Anker MagGo Wireless Charging Station」は1万2990円。スタンド型の充電器「Anker MagGo Wireless Chrging Station」も1万3990円でラインアップされる。

 このほか合計最大67W出力に対応し、8台同時充電可能な「Anker MagGo Magnetic Charging Station」も9990円で登場する。またQi2対応予定のモバイルバッテリーとして「Anker magGo Power Bank」(1万mAh)も同じく9990円で、6600mAhの「Anker MagGo PowerBank」も8990円でラインアップされる。

Anker MagGo Magnetic Charging Station

イヤホンやポータブル電源などでも新製品

 オーディオ製品の「soundcore」からもオープンイヤー型のイヤホン「AeroFit Pro」と「AroFit」が登場した。価格はそれぞれ1万6990円と2万2990円。11月15日に発売される。

左=AeroFit Pro。右=AeroFit

 いずれのモデルも耳をふさがないオープンイヤー型。Proモデルでは、重低音を強化したほか着脱式のバンドが付属。運動時に装着してもズレ落ちにくいという。

 このほか、ポータブル電源のブランド「Anker Solix」からは「Anker Solix C1000 Portable Power Station」が登場。独自技術「HyperFlash」により最短58分でフル充電が可能としたほか、同容量帯の他製品に比べて15%の小型化を実現した。3000回以上の充電サイクルをもつほか、ほかの部品も耐久性を高めたことで10年間の使用に耐えるとする。

 さらにAnker Solixのフラッグシップとして「Anker Solix F3800 Portable Power Station」も発売する。5000Wの出力が可能なほか6台の拡張バッテリーを接続可能で3840Wh~2万6880Whの大容量を誇り、家電から電気自動車への給電も可能という。停電時にバッテリーに自動的に電源を切り替える「Anker Solix Home Power Panel」も近日発売される。

 加えて家電を取り扱う「eufy」や「MACH」からはロボット掃除機の新型「Eufy Clean X10」などが登場した。

AIでの応対をメールサポートに導入

 新サービスとして、AIを活用した問い合わせの応対「Anker AI Assistant」がスタートした。

 OpenAIの「ChatGPT」をベースとした仕組みで、ユーザーからの製品の故障など、メールでの問い合わせに対して自動的に応答する。これにより24時間365日の対応が可能となるほか、有人での対応が必要なユーザーの待ち時間も短縮されるという。

 これまで、一部の応対で試験的に導入されていたというが、全製品の対応に拡大された。有人サポートも引き続き提供される。