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Gmailのスパムメール対策がより強固に、大量送信者向けの新要件導入へ
2023年10月4日 16:50
グーグル(Google)は、Gmailの送信者に対する新要件を発表した。
1日に5000件以上のメールをGmailアドレスに向けて送信する大規模送信者に新しい要件を要求する。大規模送信者は、2024年2月までに電子メール認証のほか、購読解除を容易にするシステムなどに対応する必要がある。
電子メール認証
大規模送信者は、送信メールにデジタル署名を用いるメール認証方式であるDomainKeys Identified Mail(DKIM)を使用し、なりすましからドメインを保護する必要がある。
簡単な購読解除
大規模送信者は、メールを不要と判断したユーザーがワンクリックでメールの配信を停止できるシステムの導入を求められる。
また、メール停止リクエストから二日以内に処理する必要がある。
必要なメッセージの送信
Gmailにはすでに、受信トレイから不要なメールを排除するツールが多数含まれている。さらに、保護を強化するため、送信者が遵守しなければならない明確なスパムレートのしきい値が設定される。この導入によって受信トレイに表示されるスパムがさらに減る。
Googleは、多くの大規模送信者は既に要件を満たしており、まだ要件を満たしていない送信者には、事前にガイダンスを共有し、要件を満たせるようサポートするとしている。