てっぱんアプリ!

Gmailのメール振り分けするラベル管理、AndroidとiOSでどうやればいい?

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇
アプリ名:Gmail
開発者:Google LLC
価格:無料
対応OS:iOS 14.0 以降、Android OS
カテゴリ:仕事

 Gmailでは送受信したメールを「ラベル」を付けることで管理できる。けれど、AndroidのGmailアプリではラベルの新規追加などの基本的な操作ができず、メールを整理できなくて困っている人もいるのではないだろうか。今回はAndroidアプリでラベルを管理する方法と、iOSのGmailアプリを使ったラベル管理の方法を紹介しよう。

特にAndroidではラベルが扱いにくいGmail、簡単に設定する方法は?

AndroidでGmailのラベルを管理する方法

 AndroidのGmailアプリ単体では、ラベルを新たに追加することができず、パソコンなどで作成したラベルをもとに通知設定などを編集できるのみ。けれども、「eLabels」というアプリをインストールすることで、Androidスマートフォン上で簡単にラベルの管理ができるようになる。

 「eLabels」をインストールした後、ラベルを管理したいGoogleアカウントと連携すると、既存のラベルが一覧表示される。ラベルの名前変更や削除はもちろんのこと、ラベルの新規追加も可能になり、設定した内容はGmailアプリにもすぐさま反映される。

 また、特定の条件に合ったメールに任意のラベルを付加するフィルターの設定も可能だ。ただし、条件となる送信元メールアドレスや件名などの値は手動入力となるため、Gmailでコピーして本アプリに戻って貼り付けるなど、手間がかかることに注意しよう。

 Googleアカウントとの連携時には、あくまでもラベルに関連するアクセス許可のみが求められるだけ。メール本文などがアプリ側に知られることはないと考えられるため、安全に利用できるだろう。

「eLabels」では最初にGoogleアカウントと連携。ラベルに関連するアクセス許が求められる
Gmailの既存のラベルが一覧表示
画面右下の「+」からラベルを新規作成できる
親ラベルの下に子ラベルを作るのもOK
フィルターの設定も可能だが、条件値は手入力
条件を設定したら付加するラベルを指定する

iPhoneでGmailのラベルを管理する方法

 iPhone(iOS)では、Gmailアプリで直接ラベルを作成・削除でき、フィルターの設定も可能。追加のアプリは不要だ。手順は下記の通り。

ラベルの作成方法

1. アプリ画面左上のメニューボタンから「新規作成」をタップ
2. ラベル名を入力して「保存」で作成完了

フィルター設定とラベル削除の方法

1. アプリ画面左上のメニューボタンから「設定」をタップ
2. 「受信トレイのカスタマイズ」をタップ
3. 「ラベル」をタップ
4. フィルター設定したいラベルを選択
5. 「追加...」をタップ
6. フィルター条件を設定する。文字入力すると自動で受信済みメールのなかから絞り込み表示される
7. 「条件を追加」をタップすると、From以外にもToや件名をフィルター条件として設定可能
8. 「削除」をタップすることでラベルを削除できる