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神奈川県公立高校のWeb出願システムの障害は18日午前も解消せず、Gmailしかない志願者向けにメール対応を実施

 神奈川県公立高等学校入学者選抜インターネット出願システムで10日から確認されている障害について、18日13時30分時点では未だ解消していない。神奈川県では、メールが届かないユーザー向けにメールが受信できるように対応すると発表した。

 この障害では、主にグーグル(Google)のメールサービス「Gmail」(@gmail.com)を出願システムに登録すると、システムからのメールが正常に届かない事象が発生している。

 神奈川県は、新規で志願者登録する際は、登録するメールアドレスをGmai以外のアドレスにするよう案内するとともに、すでに登録済みでログインできるユーザーのうちGmailのアドレスを登録している場合はGmail以外のアドレスに変更するよう求めている。

 システムの障害は以前解消されていないが、県では次に該当するユーザー向けに、必要なメールが届くように対応すると発表した。該当するユーザーへの対応は、19日中に案内するとしている。

  • これまで志願者登録申請をしていないユーザーで、@gmail.comのメールアドレスのみを所有し、@gmail.com以外のメールアドレスの取得ができない場合
  • [志願者基本情報確認済]で、@gmail.comのみで登録しており、@gmail.com以外のメールアドレスへの変更ができない場合

 また、志願者とその保護者向けに障害に関する「フローチャート」が掲示されている。チャートの中には、中学校の先生に対応を依頼するよう案内されているものもある。

県が公開したフローチャート(1月18日時点)

 県は「すべての志願者に、本件による不利益がないように対応していく」としている。