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Slack、生成AI活用の新機能「Slack AI」などを発表

 Slack(スラック)は、ビジネスコミュニケーションツール「Slack」における新機能として、生成AIを活用した「Slack AI」などを発表した。

Slack AI

 Slack AIは、Slackの対話型インターフェイスにAIを組み込んだ機能。今冬のパイロット版リリースが予定されている。

 チャンネルで重要なハイライトを瞬時に表示する「チャンネルの要約」や、会話の内容把握に役立つ「スレッドの要約」を利用できるようになる。

 「回答を検索」では、質問を入力すると、検索結果に関連するメッセージやファイルなどが表示される。また、要約も作成される。

 Slackでは、Slack AIについて、顧客データをモデルトレーニングに利用することはなく、Slackを使う企業間でデータが共有されることはないとしている。

「リスト」などの新機能も

 Slack AI以外の新機能としては、業務の管理やトラッキングに役立つ「リスト」が用意される。「リスト」は、今冬にパイロット版がリリースされ、2024年に一般公開される予定。

 また、Slack上で業務フローを自動化できる機能「ワークフロービルダー」が強化された。新しい「自動化ハブ」が9月末から利用できる。

ワークフロービルダー