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ビジネスコラボツール「Slack」日本語版が提供開始
2017年11月17日 13:14
Slack Technologiesは、ビジネスコラボレーションツールの「Slack」(スラック)において、日本語版の提供を開始した。「Slack」はPCとスマートフォンの両方で利用が可能。
「Slack」の利用料は、無料版が用意されているほか、スタンダード版は年払いの場合1ユーザーあたり月額850円、月払いでは月額960円。プラス版は年払いの場合1ユーザーあたり月額1600円、月払いでは月額1800円。エンタープライズ版は応相談となっている。同社Webサイトでは、米国以外での利用は非課税と案内されている。なお、毎月実際に利用しているユーザーのみがカウントされ料金が請求される。
「Slack」は、社内外のチームのすべてのコミュニケーションを一元化でき、全員が共有できる作業スペースを提供するコラボレーションツール。小規模なチームから対応でき、プロジェクトやトピックなどテーマごとに分類が可能。音声通話やビデオ通話機能も用意されている。ほかにも、検索可能なアーカイブ機能などの情報収集での利用や、ほかのビジネスツールと連携したワークフローの効率化なども、特徴に挙げられている。
これにより、プロジェクト管理やメンバーの新規採用、コードの実装、予算案の作成、新規オフィスの開設といった、さまざまな業務の場面で利用できるとする。
日本語版の提供にあたっては、自然な日本語への翻訳を実施。メッセージ送信ボタンを用意するなど日本人ユーザーに合わせた変更も行われている。
Slackは2014年に設立。ビジネスコラボレーションツールとして急成長を遂げており、日本はSlackの世界第3位の市場規模としている。