ソフトバンク、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロに「ネットゼロ」をグループ企業に拡大

　ソフトバンクは、事業活動や電力消費で排出する温室効果ガス「Scope1」と「Scope2」に加えて、取引先などで排出される「Scope3」を含めた温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」の取り組みを、グループ企業にも広げる。

　ソフトバンクは、「Scope1」「Scope2」の排出量を2030年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル2030」を2021年5月に掲げ、「Scope3」も含めたサプライチェーン排出量を2050年までに実質ゼロにする「ネットゼロ」を2022年8月に発表していた。

　今回その「ネットゼロ」の取り組みを、SB C＆Sやヤフー、Zホールディングスなどのグループ企業にも拡大する。

　さらにSBTiのSBTネットゼロの認定取得を目指し、温室効果ガス排出量の削減目標についてのコミットメントレターを提出したとしている。また、事業活動で使用する電力を全て再生可能エネルギーにすることを目指す「RE100」への加盟を申請している。