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KDDI、2030年度までにCO2自社排出量を50%削減へ

 KDDIは、カーボンニュートラルの実現にむけ、2030年度までにCO2自社排出量を2019年度比で50%削減する目標を発表した。

 また、2017年3月に策定したKDDIの第4期環境保全計画「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」を「KDDI GREEN PLAN 2030」に改称したことを併せて発表した。

CO2排出量削減目標について

 KDDIでは、CO2排出量削減目標として以下の3つの対象項目と目標を掲げている。

CO2排出量削減目標
対象項目目標
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出2030年度までにCO2排出量を2019年度比50%削減
Scope2:他者から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出2030年度までにCO2排出量を2019年度比50%削減
Scope3:Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他者の排出)2030年度までにCO2排出量を2019年度比14%削減

 KDDIは、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指しているという。

「KDDI GREEN PLAN 2030」について

 KDDIは、「KDDI GREEN PLAN 2030」として「気候変動対策」「循環型社会の形成」「生物多様性保全」を推進するとしている。

気候変動対策
  • 2030年度のKDDI単体(国内)のCO2排出量を、2019年度比で50%削減
  • 再生可能エネルギー活用や、エネルギー効率の高いデータセンター・携帯電話基地局などの構築
  • ICTサービスの提供を通じて、社会のCO2排出量削減に貢献
循環型社会の形成
  • 撤去通信設備のゼロエミッション維持
  • 使用済み携帯電話のマテリアルリサイクル率99.8%を維持
生物多様性保全
  • 生態系の保全として、ICTを活用した取り組みを積極的に推進

 KDDIでは今後も、「KDDI GREEN PLAN 2030」を通して地球環境保全により一層貢献していくという。