ニュース

「Meta Quest 3」発表、「Meta Quest 2」は値下げ&パフォーマンス向上

 米Meta(メタ)は、VR・MRヘッドセット「Meta Quest 3」を発表した。日本を含む各国で、今秋展開される予定。価格は128GBモデルが7万4800円。より大きなストレージを備えたモデルも用意される。

 詳細は、9月27日(米国時間)の「Meta Connect」で発表される。

 「Meta Quest 3」は、米クアルコム・テクノロジーズ(Qualcomm Technologies)との共同開発による次世代の「Snapdragon」チップセットを搭載する。先代モデルの「Meta Quest 2」で採用されている前世代SnapdragonのGPUに比べ、2倍以上のグラフィック性能を実現するという。

 また、400万画素のRGBカラーカメラ(2つ)や深度センサーなどを備える。メタでは、最先端のVRとMRの両方を、ひとつのデバイスで体験できるとアピールしている。

 デザインもリニューアルされ、「Meta Quest 2」と比較して40%スリムな光学設計になった。「Touch Plusコントローラー」は、人間工学に基づいたデザインを採用している。

 コンテンツについて、「Meta Quest 3」は、「Meta Quest 2」との後方互換性を持つ。また、発売に向けて新タイトルも用意されるという。

「Meta Quest 2」は値下げ&パフォーマンス向上

 「Meta Quest 2」は6月4日(日本時間)から値下げされる。128GBモデルは4万7300円、256GBモデルは5万3900円になる。

 また、ソフトウェアアップデートにより、「Meta Quest 2」「Meta Quest Pro」のGPUとCPUがアップデートされる。

 「Meta Quest 2」「Meta Quest Pro」のCPUのパフォーマンスは最大26%向上する。また、GPUのスピードが「Meta Quest 2」で最大19%、「Quest Pro」で最大11%向上する予定。