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「LINEギフト」で“不適切なデータの取扱い”、住所やクレカ番号などには影響なし

 LINEは、「LINEギフト」において不適切なデータの取扱いがあったことを明らかにした。

 当該データには住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座、クレジットカード番号は含まれていない。4月17日時点で情報の不正利用などの二次被害は確認されていないという。

 利用者が「LINEギフト上」で一定の操作を行った際、ギフトの受信者にとっては不要な送信者の情報が、通信内容に含まれていた。通常の利用範囲であれば情報は表示されないが、受信者が通信内容を分析した場合には閲覧可能な状態になっていた。原因は「誤った実装」。

 対象の操作は、受け取ったギフトの一覧などを受信側が表示した場合と、配送を要するギフトの受信者が住所の入力を完了した場合。

 期間は2015年2月ごろ〜2023年3月9日で、ギフトの送信者の“友だち”のプロフィール画像などが閲覧可能な状態になっていたとされる。

 LINEでは、個人情報の不正利用などの二次被害の発生は確認しておらず、今後も二次被害が生じるおそれはないと説明。また、影響を受けたユーザーへ通知を送ったとしている。