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KDDI、Starlinkをバックホール回線にした移動基地局を導入へ

 KDDIとKDDIエンジニアリングは、衛星ブロードバンドサービス「Starlink」をバックホールとした車載型基地局と可搬型基地局を全国に順次導入する。

 台風や地震など、災害発生時に通信サービスが利用できなくなった地域で、迅速なサービス復旧を狙う。Starlinkを活用することで、従来よりも小型化を実現。災害現場への持ち運びや設置が容易になり、設置時間を大幅に削減し、エリア復旧を高速化できる。

 災害が激甚化するなか、ニュースのみならずSNSなどを通じた発信も重要な情報源となっており、被災地域でも高速・低遅延な通信サービスが求められる。KDDIではこのような環境変化にともない、Starlinkを活用した仕組みを導入した。