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シャオミ、「Xiaomi 13」シリーズを発表

2023年2月27日 02:30

　シャオミ（Xiaomi）は、スペイン・バルセロナで開催中のイベント「MWC 2023」で、Androidスマートフォン「Xiaomi 13」シリーズを発表した。「Xiaomi 13」「Xiaomi 13 Pro」に加え、「Xiaomi 13 Lite」も展開される。

　価格は、「Xiaomi 13」が999ユーロ（約14万4000円）～、「Xiaomi 13 Pro」は1299ユーロ（約18万8000円）～、「Xiaomi 13 Lite」が499ユーロ～（約7万2000円）～。日本での展開については明らかにされていない。

　本稿では、「MWC 2023」のプレゼンテーションの進行に沿うかたちで、「Xiaomi 13」シリーズを紹介する。

「Xiaomi 13」

　「Xiaomi 13」は、ホワイト、ブラック、フローラグリーンの3色が展開される。IP68相当の防水防塵性能を備える。

　ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応する。ピーク輝度は1900ニト。

　アウトカメラとして、独ライカカメラとの協業によるカメラを搭載する。3眼構成で、メインカメラは5000万画素（F値1.8）、望遠カメラは1000万画素（F値2.0）、超広角カメラは1200万画素（F値2.2）。

　光学手ブレ補正として「ハイパーOIS（HyperOIS）」に対応し、動画撮影などで手ブレを強力に抑える。

　チップセットとしてクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載する。4nmプロセスで製造され、先代との比較でパフォーマンスの向上や消費電力の低減を実現した。

　バッテリー容量は4500mAh。67Wの有線充電に対応する。

　グーグル（Google）やBMWとの協業による「Digital car key」が、2023年第2四半期に実装され、自動車とのシームレスな連携が実現する。

　「Xiaomi 13 Pro」は、セラミックブラックとセラミックホワイトの2種類が用意される。「Xiaomi 13」と同様、IP68相当の防水防塵性能を備える。

　背面のメインカメラは5000万画素（F値1.9）で、センサーサイズは1インチ。10-bit RAW撮影をサポートする。

　望遠カメラや超広角カメラも、メインカメラと同様に5000万画素（F値はそれぞれ2.0、2.2）となる。

　ディスプレイは6.73インチで、解像度は3200×1440。1Hz～120Hzのアダプティブリフレッシュレートをサポートする。プロHDR（Pro HDR）にも対応しており、鮮明な表示が実現する。

　チップセットはクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」。Wi-Fi 7をサポートし、ネットワーク速度は最大5.8Gbps。

　バッテリー容量は4820mAhで、有線充電で最大120Wに対応している。

　グーグルとの協業により、「Xiaomi 13」「Xiaomi 13 Pro」には、「Google One」の2TBプランの6カ月間のトライアルが付帯する。

　「Xiaomi 13 Lite」は、横長の形状のインカメラを備える。「Xiaomi Selfie Glow」として2カ所のLEDが光り、セルフィー撮影のときに役立つ。

　背面にはトリプルカメラを備える。メインカメラの画素数は5000万画素で、センサーはソニーの「IMX766」。

　カラーはライトブルー、ライトピンク、ブラックの3色。重さは171gで、厚さは7.23mmとなっている。

　4500mAhのバッテリーを備え、有線充電で67Wに対応する。チップセットは「Snapdragon 7 Gen 1」。

　6.55インチのディスプレイは120Hzのリフレッシュレートをサポートする。

【お詫びと訂正 2023/02/27 13:19】
　スペック表において、「Xiaomi 13 Lite」のカメラのスペックに一部誤りがありました。お詫びして修正いたします。