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大阪堺データセンターで早くも「フェーズ2」計画、コンテナ型+外気液冷で工数半減と消費電力削減を狙う【KDDI SUMMIT 2026】
2026年10月27日 10:30
KDDIは、27日~28日の2日間、「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」(高輪ゲートウェイコンベンションセンター)で「KDDI SUMMIT 2026」を開催している。
同社では1月から「大阪堺データセンター」(大阪府堺市)を稼働させている。会場では、あらためてこのデータセンターでの取り組みが紹介されたほか、データセンターを短期間で立ち上げる「コンテナ型データセンター」や、冷却に必要な電力を削減するソリューションが展示されている。
堺データセンターの今と今後
大阪堺データセンターは、1月に開所式を実施、4月からGPUクラウドの正式提供を開始した。主にスタートアップを含む国内企業がAIモデルを開発するために利用されている。
今後は「フェーズ2」に移行し、モデル作成の次の段階として、実際の環境で利用、実行するための基盤を構築する。たとえばGeminiを活用したオンプレミス環境での提供や、サーバーレスモデルなどの展開を目指している。あわせて、最新世代のGPUを利用したサービスの提供も目指しているという。
短時間で立ち上げる「コンテナ型データセンター」
大阪堺データセンターは、シャープの旧液晶工場の建屋を活用して整備されており、通常4年以上かかるデータセンター整備を、同センターでは1年未満という短期間で立ち上げた。
今後も、旺盛な需要に対応すべく、空いているスペースを使ってデータセンター基盤の構築を進めている。あらかじめ主要部分を工場で製造し現地で組み立てる「コンテナ型データセンター」を活用することで、通常約18カ月かかる工期を約9カ月に短縮できる。
コンテナ型データセンターでは、液冷方式に対応している。液冷方式では、サーバーに送る冷却水を作り出すために電力を多く消費するが、新設するデータセンターでは温水を冷却するシステムに外気を利用する仕組みを取り入れる。これにより、冷却するための消費電力を約9割削減でき、AI計算基盤の拡大と冷却の省電力化を両立できるという。



