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ヤフーがJR東日本や小田急電鉄と連携、遅延情報や走行位置が確認できる「列車のリアルタイム情報」を提供開始

 ヤフーは、同社が提供する乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」(iOS版、Android版)と無料地図アプリ「Yahoo! MAP」(iOS版、Android版)において、JR東日本や小田急電鉄と連携し、遅延情報と乗車列車の走行位置が確認できる「列車のリアルタイム情報」の提供を開始した。アプリを最新版にアップデートすることで利用できる。

 本機能は、春に向けて通勤通学の経路が変わるユーザーが増える中、快適かつ安心して列車移動ができるように提供されたもの。「乗車する予定の列車がどのくらい遅延しているか」「乗車している列車が今どのあたりを走行しているか」を確認できる。そのため、別ルートでの移動の検討などがしやすくなる。

 列車の遅延情報について、乗車予定の列車が時間通りに運行している場合は「ほぼ定刻」、遅延している場合は「約〇分遅れ」と表示される。遅延している場合、予定発着時刻の下に、赤色で遅延時の発着時刻が表示される。

 また、乗車駅を発車後、列車のアイコンで走行位置が表示される。区間内を走行中には、通過する駅がすべて表示される。通過する駅を非表示にしたい場合は、停車駅数をタップすることで非表示にできる。

 本機能に対応するのは、JR東日本の在来線(首都圏および仙台圏の主な線区・区間)、新幹線(東北・北海道新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線、秋田新幹線)、小田原線、江ノ島線、多摩線。