auから「mamorino6」、月額847円の子供向けプランも

　KDDIと沖縄セルラーは、auにおいてキッズ向けケータイ「mamorino6」を2月10日に発売する。価格は2万2000円。予約はすでに受け付けている。製造メーカーはシャープ。

カメラ連動の防犯ブザー搭載

　mamorino6は、子ども向けに安心の機能を備えた携帯電話。価格は2万2000円で、36回の分割払いの場合、月々611円（初回のみ615円）。

　防犯ブザーを発報するストラップを引くと自動的に本体のカメラで写真を撮影し、電話とメッセージングアプリ「＋メッセージ」（プラスメッセージ）で保護者に知らせる機能を持つ。写真と位置情報が確認できるほか、別途契約するとセコムの通報サービスも利用できる。＋メッセージは保護者とのやり取りにも利用できる。

　IPX5/8、IP6Xの防水防塵性能を持ち、泡タイプのハンドソープで洗えるほか、アルコール除菌シートで拭き上げられる。米国防総省が定めるMIL-STD-810H Method 516.8:Shock-Procedure IV準拠の耐衝撃性能を持つ。出っ張りのある縁が落下時にディスプレイを破損する可能性を低減させ、傷も目立ちにくいよう工夫されている。

　au＋1 collectionからは、専用ケースや保護フィルムが発売される。数量限定でミッキーマウスやジュラシックワールドなどの限定デザインのケースも取り扱う。ケースに付属するストラップは強い力で引っ張られると外れる仕組みで、不慮の事故を防ぐよう配慮されている。

　mamorino6を購入したユーザー向けに、小学生向けのオンラインライブレッスン「興味発見プログラム for Kids」の「エッグアートでSDGsを学ぼう」を無料で受講できるクーポンコードがキャンペーンサイトでプレゼントされる。

主なスペック

　本体の大きさは約105×55×14.1mmで重さは約101g。約3.4インチの液晶ディスプレイ（TFT、QHD）を搭載する。1GBのメモリーと8GBのストレージを備える。

　アウトカメラは約500万画素、インカメラは約200万画素。動画撮影もできる。

　バッテリーサイズは1540mAhで、充電端子はUSB Type-C。連続通話時間は約640分で連続待受時間は約380時間。nanoSIMとeSIMに対応するが、同時には利用できない。通信方式は4G LTEでVoLTEを利用できる。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n（2.4GHz）に対応する。

　カラーバリエーションはピーチ、ミント、ソーダの3色展開。位置情報測位や緊急速報メール、緊急通報位置通知に対応する。NFCやFeliCa、生体認証は非対応。

月額847円の子供向けプランを用意

　mamorino6ユーザー向けのプラン「ジュニアケータイプランME」が提供される。月額利用料金は847円。

　対象のユーザーは加入時点で小学生以下かつmamorino6のユーザー。「mamorino4/5」でも希望すれば利用できる。月額利用料金は847円で「au PAYカードお支払い割」を適用した場合は月額660円で利用できる。

　家族間の通話は無料でそれ以外の通話は終日22円/30秒。SMSは家族宛の送信は無料でそれ以外の送信は1通につき3.3円。送受信速度は最大で1Mbps。

【お詫びと訂正】
　記事初出時、デュアルSIMと記載しましたが、正しくはnanoSIMとeSIMは排他利用となり同時には利用できません。お詫びして訂正します。