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デジタル庁、「マイナポータル」全面刷新に向けたスマホ対応のアルファ版

 デジタル庁は19日、「マイナポータル実証アルファ版」をリリースした。「マイナポータル」のサイト設計や表現を見直したWebサイトとして実証が進められており、スマートフォンからアクセスできる。

 デジタル庁は、現在の「マイナポータル」における体験を新たなものにすべく、機能などの見直しを進める。一部の機能や画面が「実証アルファ版」として提供され、フィードバックに基づいて改善が図られる。

 本稿執筆時点で、「マイナポータル実証アルファ版」には、スマートフォンからのみアクセスできる。パソコンは対象外。

 動作環境は、Androidが「Android 11以上」「Chromeの最新版」。iOSが「iOS 15以上」「Safari/Chromeの最新版」となっている。

 「マイナポータル実証アルファ版」では、たとえば薬剤や医療費の記録を簡単に振り返ることができるようなしくみが用意されている。デジタル庁は、利用者からの意見を受け付けながら、機能の拡大や改善を図るとしている。

 2023年春以降に提供が予定されている機能としては、「やること」機能が挙げられる。各種手続きの期限を忘れないようリマインドし、申請漏れや、証明書の期限切れを防ぐものになるという。