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アップル、アプリ開発者向けプログラム「App Store Foundations Program」を日本へ導入

 アップル(Apple)は、アプリケーション開発者向けのプログラムとして、「App Store Foundations Program」を日本へ導入する。2023年1月上旬に提供が始まり、「Apple Developer Program」の加入者へ登録の案内が送付される予定。

 「App Store Foundations Program」は、グループセッションなどのカリキュラムを通じ、アプリ開発者を支援するプログラム。欧州ではすでに提供されていたが、今回、日本へ導入されることとなった。欧州以外の国としては初めてとなる。

 対象者は、「Apple Developer Program」に登録したすべての開発者。アップルは、初期段階のアプリケーション開発企業や、スタートアップの参加を特に歓迎するとしている。

 「App Store Foundations Program」のセッションを通じて学べるのは、アプリストア「App Store」でビジネスチャンスをつかむための市場のインサイトなど。

 アップルのテクノロジーやAPIを最大限に活用する方法、起業資金を調達する方法など、取り上げられるトピックは多岐にわたる。また、ゲームやヘルスケア、教育に焦点を当てたセッションもあるという。

 「App Store Foundations Program」への参加が終了した後も、アプリ開発者はアップルのエキスパートたちと接触できる。加えて「卒業生ネットワーク」の一員として、ほかの開発者との関わりを維持できるとされている。