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アップルCEOのティム・クック氏、ソニーの熊本工場や「Apple 銀座」などを訪問

 アップルCEOのティム・クック氏が12日、来日した。同氏は、ソニーの熊本工場などを訪れたことを、自身のTwitterアカウントでツイートしている。

ソニーの熊本工場

 クック氏は13日13時ごろ、「私たちは10年以上にわたってソニーと提携し、世界をリードするiPhone用のカメラセンサーをつくりました。今日、熊本にある最先端の施設を案内してくれたケンとチームメンバーに感謝します(原文:We’ve been partnering with Sony for over a decade to create the world’s leading camera sensors for iPhone. Thanks to Ken and everyone on the team for showing me around the cutting-edge facility in Kumamoto today.)」とツイート。

 同氏が訪れているのはソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの熊本テクノロジーセンターで、「ケン」と呼ばれている人物は、ソニーグループの会長 兼 社長 CEOである吉田憲一郎氏とみられる。

 日本におけるアップルの最大のサプライヤーのひとつであるソニーは、2011年からiPhone用のカメラセンサーを製造。最新モデル「iPhone 14 Pro」の48MP(4800万画素)のメインカメラに採用された、新たなクアッドピクセルセンサーの製造も担っている。

小学校での交流も

 13日午前中には、熊本県の小学校を訪れたクック氏。同氏は11時ごろ、「熊本の五福小学校は、創造性やテクノロジーを教室に取り入れる新たな方法を見出しています。若いクリエイターたちがiPadを使って、物語『モチモチの木』に命を吹き込んでいるのです(原文:Kumamoto’s Gofuku Elementary is finding new ways to weave creativity and technology into the classroom. These young creators are using iPad to bring the classic story of "The Booyoo Tree" to life.)」とツイート。

 同氏が訪れたのは熊本市立五福小学校とみられ、児童らと交流するようすなどが写真に収められている。

ジョスウィアック氏は熊本県立大学に

 アップルのシニア・バイス・プレジデントを務める“ジョズ”ことグレッグ・ジョスウィアック氏は、熊本県立大学を訪れたようだ。

 同氏は12日21時ごろ、「コーディングは、新しいチャンスへの扉を開くものです。熊本県立大学の若き開発者たちがアップルのテクノロジーを使って、地域社会に貢献するアプリをつくっているのを見ると、これからたくさんの良いことが起こる気がします(原文:Coding opens the doors to new opportunities. Seeing how the young developers at the Prefectural University of Kumamoto are using Apple technology to create apps that serve and support their communities is a sign of many good things to come!)」と投稿。

 クック氏は、「日本の次世代の開発者たちは、ひとつのアプリですでに世界を変えているのです(原文:Japan’s next generation of developers are already changing the world, one app at a time!)」と添えてこのツイートを紹介している。

「Apple 銀座」での集合写真も

 13日15時30分ごろに、クック氏は新たなツイートとして、「Apple 銀座のみなさん、東京に戻ってきたことを温かく迎えてくれてありがとう、そしてお客さまのために尽くしてくれることに感謝しています(原文:Thank you to the Apple Ginza team for the warm welcome back to Tokyo — and for all you do for our customers!)」と投稿。

 アップルの直営店(Apple Store)である「Apple 銀座」の店内で撮られたとみられる写真が添えられている。