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グーグルの“中の人”が紹介する、「Chrome」の便利な使い方とは
2022年8月22日 06:00
グーグル(Google)は、開発チームのメンバーが「Chrome」ブラウザの便利な機能や使い方を紹介するエントリーを、公式ブログ「The Keyword」に投稿した。2022年にChromeが100回目のアップデートを迎えたことを受けて企画されたもの。
「最近使ったタブ」で通勤をスマートに
Chrome iOS部門を担当するナシム・セデガット(Nasim Sedeghat)氏は、「最近使ったタブ」の活用方法を紹介している。
iPhoneからアカウントにサインインして同期することで、デスクトップパソコンで開いていたタブがiPhone上に表示される。これにより、オフィスに到着する前にタスクを思い出したり、URLを再度探す手間を省いたりできると同氏は語る。
「タブグループ」の活用
ソフトウェア エンジニアリング マネージャーで、Chrome デスクトップ版のユーザーインターフェイスを担当するコニー・ワン(Connie Wan)氏は、「タブグループ」機能が自分の考えを整理するのに役立つと語る。
タブグループを利用して、複数のタブをまとめてタイトルをつけたり、色を変えたりすることで、情報が整理されて把握しやすくなる効果がある。同氏はプロジェクトの調整のためにタブグループを活用したという。
「タブ検索」でタブをスムーズに見つける
Chromeブラウザ エンジニアリング担当シニアディレクターのマックス・クリストフ(Max Christoff)氏は、「タブ検索」機能を紹介する。
立て続けに会議を行ったときなど、整理できないほど大量のタブが表示されることもある。そのような場合に、タブ検索を使うとすぐに必要なタブを見つけられるという。このタブ検索では、開いているタブだけでなく直前に閉じたタブも検索できる。
「サイト内検索」ですばやく結果を表示
Chrome UX インタラクションデザイナーのエルビン・フー(Elvin Hu)氏は、サイト内検索の活用法について語っている。
サイト内検索の機能を利用すると、特定のサイトに移動した後であらためて検索するよりも、必要な情報をすばやく得ることができる。Chromeのアドレスバーに移動したいサイトのショートカットを入力し、Tabキーを押して検索用語を入れることで、検索したい内容が一度ですぐに表示される。