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地震でシェアサイクルの利用急増、運営元「不急の移動避けて、安全確保を」

 16日夜、東北地方で発生した最大震度6強の地震後、シェアサイクルの利用が増えている。運営元のひとつで、ソフトバンク系の「HELLO CYCLING」(運営元:OpenStreet)は、Twitterアカウントで利用が集中していると伝えるとともに、安全の確保を優先するよう呼びかけている。

シェアサイクルアプリでの空き状況(17日1時40分ごろ)
ドコモ・バイクシェア
HELLO CYCLINGのアプリ

 最近では、2021年10月の首都圏での地震でもシェアサイクルの利用が急増した。

 16日夜の地震では、広い範囲で停電が発生。東京電力では0時半過ぎから送電再開とTwitterで伝えているが、本稿執筆時点でも停電中のエリアはそれなりにあるようだ。

 深夜の停電で、信号や路上の灯りがなくなっており、道路の状況は確認しづらい。場所によっては、道路上にひび割れが発生した可能性もあり、事故につながる可能性が高まっている。シェアサイクルは便利なサービスだが、まずは身の安全につながる行動を心がけたい。