スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

ガス式卒業ッ!!! 風力バツグンのサンワサプライ「電動エアダスター」が超便利だった件

 よく目にするようになった「電動エアダスター」。エアでゴミやホコリを吹き飛ばすアレ。現在はすっかり定番製品カテゴリーとなっている。性能も上がって価格が下がってきたので購入してみた。

 買ったのはサンワサプライの「電動エアダスター 品番:200-CD080」だ。サンワダイレクト税込価格は6480円だった。

サンワサプライ「電動エアダスター 品番:200-CD080」は充電式のハンディな電動エアダスター。USB-C充電式(ただしUSB PD充電器には非対応となっている)で、電池切れの状態から約5時間でフル充電となり、そこから連続約20分使用可能。エアは弱・中・強の3段階切り替えに対応。重さは約393g。
ノズルは交換式で、5種類のノズルが付属する。充電用USB-A/USB-Cケーブルも付属。

 電動エアダスター、以前から欲しいニャと思っていたが、購入に踏み切れなかった。というのは、ガス式(スプレー缶タイプ)のエアダスターを使い切っていなかったからだ。

 俺的にはエアダスターはあまり頻繁に使わないのだが、セールかなにかのときに5本くらいまとめ買いしたら、もう何年もそのガス式エアダスターを持て余している。

 そして最近、生活状況が少し変わって、エアダスターをよく使うようになった。単純なコトだが、サイクロン掃除機のゴミ捨てを屋外で行うようになったのだ。そのとき、掃除機内に付着したホコリを飛ばすのにエアダスターを使用する。

 毎週のようにソレをやるのだが、寒い時期なのでガス式だとエアの風量・風圧がすぐ落ちてしまう。じつはまだガス式エアダスターを2本くらい持て余している状態だが、風量・風圧の低下に嫌気がさして「はいはい、じゃあ電動買いますよぉ~」となった。

サンワサプライ「電動エアダスター 品番:200-CD080」の製品ページにあった図説。「ですよね~」と同意できるコト多々の図説だが、風速がガス式よりずっと高いという点も購入の大きな後押しになった。

 なお、上記製品を選んだのは、充電式で充電用ポートがUSB-Cで、そこそこ小型で、お値段もお手ごろな感じだったから。製品数の多いカテゴリーなので、もっと安価な製品もあったりするが、充電して使う製品なので日本の企業が販売しているもののほうがいいな~、というのもあった。

 で、使ってみた結論をここで書いてしまうと、メリット多々で満足度が高い。ガス式と比べると、風量・風圧とも十分で、小型で充電式なのでどこへでも持ち出せて、スプレー缶を置ける程度のスペースに収納できる。

 同時に、ガス式のように気温による風量・風圧の低下が起きなくて便利。使い切ったスプレー缶を処分するなどの手間がないのもイイ。というわけで、意外なほどよかったこの電動エアダスターについて、以下、レビューしてゆきたいッ!!!

風量・風圧は問題ない、けど、けっこーウルサい

 購入後に使ってみて即座に満足したのは、この電動エアダスターが吹き出す風。風圧がけっこうありつつ、風量も多い。

 ガス式でやっていた「サイクロン掃除機内部のホコリ落とし」もバッチリできた。もちろん、ガス式のようにエアを出していると缶が冷たくなって風量・風圧がすぐ低下してしまうようなことも一切ない。

 ちなみにこの電動エアダスターはエアを弱・中・強の3段階に切り替えられる。その操作性は少し変わっていて、同じボタンを使うが、長押しで電源オンオフとなる。電源オンの直後に弱でエアが出て、もう一押しで中、もう一押しで強となり、さらに一押しするとスリープとなる。

ボタンを押している間だけエアが吹き出るわけではなく、出続けるエアを弱・中・強に切り替えられるという仕様。スリープはエアを止めるための動作モードだが、弱で使用していた場合は、そこから3回ボタンを押さないとエアを止めることができない。

 詳しく調べることをせず買ったが、使ってみたら「ボタンを押しているときだけエアが出続けて、ボタンから指を離したらエアが止まるのがよかったかも」と思った。

 ガス式はすべてそういう動作で、ソレが便利だったことを改めて実感した次第。でもまあ、この電動エアダスターでも使っているうちに風量切り替えやスリープの仕様にもすぐ慣れた感じだが。

 ちなみに、エアのパワーは十分だと感じるが、動作音はけっこうウルサい。ドライヤーよりずっとウルサく、掃除機レベルの騒音で、夜のワンルームアパートで使うと隣人から文句を言われそうなほどウルサい。まあ短時間使うだけのものなので、ユーザーとして許せる範囲って感じだが。

 あとこの電動エアダスター、前述のようにUSB充電式。サンワダイレクトの商品ページには「本製品を充電する際、USB PD対応AC充電器は非対応になります。5V2A(10W)もしくは5V1A(5W)で充電できる充電器をご利用ください。」とあるが、手持ちのUSB PD充電器でフツーに充電できている。

 複数のUSB PD充電器を使っているが、充電不可能はいまだ体験していない。USB PD対応充電器でUSB充電式の機器を充電できない場合、多くは充電器と機器がハンドシェイク(電圧・電流に関する情報通信)を行えないからだと思うが……手持ちのUSB PD充電器はハンドシェイクが行われない場合は従来の単純なUSB充電を行っているというコトなのだろうか?

 あとこの電動エアダスター、充電中はLEDランプが赤点滅で、充電完了や使用中はLEDランプが緑に光る。LEDランプは充電ポートの横にあるが、これが超小さいのであった。

LEDランプは充電ポート横に埋め込まれている。

 超小さくて開口部が狭く、さらに特定の方向からよーく見ないと視認できないほど。まあでも一度「ここにLEDあるのかぁ~」と発見して以降は、大きな問題もなくLED光を見ることができるので、まあいいか、って感じ?

 それとこの電動エアダスター、連続使用時間が約20分となっているが、俺的使用目的においては「十分長い動作時間」と感じている。

 よく使うダスターとなったので、使用後はいつも充電しているから電池切れを経験しにくいというのもあると思う。でも実際、掃除機でも電動エアダスターでも、20分使い続けるってケースは多くないのだと思ったりする。

ノズルはけっこう便利、だけど、着脱がかなり硬め

 この電動エアダスターはノズル交換式で、5種類のノズルが付属している。ノズルは着脱がけっこう硬めで、腕力・握力が弱い人だと着脱が困難かもしれない。ただ、ガッチリと嵌まる感じなので、ノズルを本体に装着してしまえばノズル脱落の心配がなく安心して使えるように思う。

 とはいえ、樹脂ノズルどうしの嵌合による装着なので、着脱しているうちにノズル部が広がって緩くなってしまうかもしれない。ねじ式などのほうが良かったのかな~とか思うが、俺の場合はノズル交換を頻繁に行っていないので、まあいいか~と思ったりする。

5種類の交換ノズル付き。ただしノズルの着脱は「え?」と思うほど硬い。
ノズルの種類とサイズ。
網戸やフィルターのホコリ/ゴミ飛ばしにかなり便利だった。
カメラレンズや撮像素子のゴミ飛ばしに使うには、電動エアダスターのフィルターの目が粗いので向かない気がするが、カメラの外側のような複雑な形状の部分からゴミ/ホコリを飛ばすには効果的だ。

 この電動エアダスター、最初はサイクロン掃除機内部のホコリ飛ばしにだけ使っていたが、最近はより幅広く活用している。

 たとえばPC画面のホコリ飛ばし。10~20秒程度使えば画面に付着していたホコリがスッキリ消える。まあ、後で掃除機掛けするとか、窓を開け放してホコリ飛ばしをするなどの必要はあるが。

 あとキーボード掃除。キーボードのキーとキーの間に落ちたりしたゴミやホコリを一気に吹き飛ばせる。ただ、これは屋外でやったほうがいい。謎の食品カスとか毛とか破片が部屋中に吹き飛んでしまうからだ。

 あと、外でやるにしても、マスクや保護グラスなども必要かも。俺の場合はこの電動エアダスターでキーボード掃除をして痛い目に遭ったので、キーボードは掃除機で吸い込むスタイルに戻した。

 それから、バッグ内部の底にたまったゴミやホコリや糸くずや毛の除去。ハンディ掃除機を使ってもけっこう行いにくい掃除だが、この電動エアダスターだと小型ということもあって効率良くバッグ内のゴミ/ホコリ除去ができる。

 とりあえず机の上に乗っているゴミ/ホコリを吹き飛ばして床に落とす、といった掃除にも向く。まああとで床の掃除機掛けをする必要は出てくると思うが。

 あと洗車後、クルマ表面に付着した水滴の除去。けっこうシッカリと水滴除去ができた。まあ完璧に除去できるかといえば、そこまで水滴は飛ばせない。だが水滴をある程度除去したあとに拭き上げるつもりなら、拭き上げの労力を減らしてくれる「ツカエる電動エアダスター」だと思う。

 それとこれは実際に行っていないが、バイクの洗車後の水分飛ばしに有効なような気がする。俺の場合、バイクの洗車はクルマ向け洗車場で手動の高圧洗浄機を使う。またその後にエアで水分を飛ばすパワフルなブロワーを使う。

 どちらも100円とかの有料設備。だがこの電動エアダスターなら洗車後のバイクから水滴を飛ばすのは楽勝って気がする。自宅とかで洗車してこの電動エアダスターで乾かす、的な洗車作業ができそうだ。あ、あとこれもやってないが、自転車の洗車後の水分飛ばしにも便利かもしれない。

 クルマつながりで、ダッシュボード上にたまりがちなホコリや砂ぼこりなどもシッカリ吹き飛ばせる。クルマの足元にたまりがちなゴミやホコリも同様。一種のカーグッズとして役立ってくれたりする。のだが、充電式の道具なので車内への放置は厳禁であろう。

 いろいろ応用が利くが、掃除など全般に向くかと言えばそうでもない。風圧が弱設定でも、けっこう強いエアを吹き出すからだ。

 小物入れに小物を入れたまま「小物入れの隅のホコリとかゴミを飛ばせる?」と思って試したが、収納されていた小物も吹っ飛ばしてしまった。繊細なホコリ落としみたいなコトをするには、やや野蛮な風力となる電動エアダスターなのであった。

 といった感じのサンワサプライ「電動エアダスター 品番:200-CD080」。汎用的に使えて、多くの用途において「コレいいじゃん♪」と感じられる。

 もっと安価で同様の性能を備えた電動エアダスターはあるかもしれないが、俺的には「6480円で買ってここまで役立てば満足っす!」みたいな印象。いろいろな用途に使えるので、興味があればぜひこういった電動エアダスターをチェックしてみてほしいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。