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宮城や福島で震度6強、東北や首都圏各地で停電、スマホは節電機能を

 3月16日23時36分ごろ、福島県沖を震源として宮城県などで震度6強を観測するマグニチュード7.3の地震が発生した。東北電力および東京電力のWebサイトで、停電が発生している地域が案内されている。

 0時20分現在、関東地方と東北地方の広い地域において停電が発生している。万が一の場合に備えて、お持ちのスマートフォンのバッテリーを節約する機能をご紹介する。

iPhone

 iPhoneの場合、「設定」→「バッテリー」へアクセスし「低電力モード」をONにすると、消費電力を抑えられる。

 あわせて「設定」→「画面表示と明るさ」からディスプレイをできるだけ暗くし、ダークモードにしておくこともおすすめしたい。

Android

 Androidの場合、キャリアモデルの一部では電源キーを長押しすることで、バッテリーを長持ちさせるモードへ切り替えられる。

 最近のモデルではAndroidの低消費電力機能である「バッテリーセーバー」や、機種ごとに用意されている機能(例:XperiaではSTAMINAモード)を利用したい。

 利用するには、通知バーにある同機能のアイコンをタップしてONにする。設定メニューから選ぶこともできる。

機内モードONでは緊急速報は受信できず

 なお、通信そのものも電力をそれなりに消費する。もし機内モードにしたり電源をオフにすると、電力を温存できるが、緊急地震速報は受信できなくなる。テレビやラジオを利用できる場合、あるいは複数台の端末がある場合など、周囲の環境にあわせて機内モードの利用などを判断したい。

基地局停電時もバッテリーや発電機で通信できる

 停電が発生する地域において、携帯各社の基地局は、バッテリーや発電機を活用して、しばらく通信サービスが提供される見込みだ。

 ただし停電が長期化するような地域では、通信サービスの品質に影響する可能性はある。

17日0時過ぎの千葉県船橋市の様子(本誌記者撮影)
17日0時過ぎの東京都町田市の様子(本誌記者撮影)