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人が笑えば3Dアバターも笑う、ドコモが開発する“表情伝送”とは
2022年1月21日 00:00
NTTドコモは、同社のイベント「docomo Open House'22」において、「3Dアバターを用いた表情伝送」に関する技術を展示した。その名のとおり、人の表情などを3Dアバターへ伝送する技術となっており、接客現場などでの活用が見込まれている。
ドコモが開発するシステムでは、Webカメラから取得した表情や視線を、3Dアバターへリアルタイムに伝送する。伝送されるのはあくまで表情や視線だけであり、「たとえばメイクなども気にしなくて済む」という。
イベント会場で実施されたデモンストレーションでは、人の口の動きだけでなく、うなずく際の首の動きなども3Dアバターに反映されていた。
3Dアバターの顔は、かなりリアルなものに加え、デフォルメされたものも用意されており、さまざまなニーズに対応する。
XR空間で、リアルなコミュニケーションが実現する今回の技術。ドコモは、「本当に目の前で会っているかのような会話が可能になる。新たな働き方の実現や地方創生などに役立てたい」としている。