スタパ齋藤のApple野郎
設置までわずか10秒! サンワの“自動展開”三脚がズボラな俺の手ブレ問題を一掃してくれた件
2026年2月25日 06:00
あっ、コレ使えばあの問題がなくなる? かも!? と思って買ったのがサンワダイレクトの軽量カメラ三脚「200-DGCAM049」だ。
一見、なーんか中途半端そうな三脚である。三脚というか、ストロボなどを自立させて設置しておくためのスタンドのような感じ。上記のとおり雲台がないのでカメラの向きは水平方向にしか変えられない。
そんな要素を見ると「なーんか不便そう?」って感じだが、じつはこの三脚はワンタッチで脚が展開するという「秘技」を備えている。たたんだ状態から床や地面をポンと突くと、3本の脚が自動的に展開し、すぐ使える状態になるのだ。
こういう自動展開スタイルの三脚、ほかにもあるにはあるが、どちらかと言えばスマートフォン向け。ポールをあまり高く伸ばせないし、わりと華奢だったりする。だが、サンワダイレクトの軽量カメラ三脚「200-DGCAM049」は、そこまで華奢ではなく、高さも185cmまで伸ばせる。そのあたりまで含めて「コレはツカエルのでは!?」と思ったのだ。
ナンにツカエルの? 買った理由は?
俺は面倒くさがりなので、仕事の商品撮影のときに三脚を使わずにカメラを手持ちで撮ることが多い。三脚出して展開して立ててカメラをセットするのめんどくさ~い! というわけだ。
だが、手持ちで撮っていると手ブレの頻度も高い。一応撮影後に写真を表示してブレがないか確認しているが、確認してもわずかなブレを見つけられないこともある。それ以前に、うっかりと確認をし忘れることもある。
あとでブレを発見したら、結局、再撮影。「あーもー再撮影面倒〜最初から三脚使っときゃぁよかった〜」とか思ったりする。けっこう頻繁に思ったりする。でも面倒がって手持ちで撮影しちゃうんスよね〜。
三脚より手軽に使える「撮影スタンド」も持っている。キャスター付きで移動が簡単でカメラもセットしやすい。
だが、上記のような撮影スタンドもまた、使うのが面倒と言えば面倒。撮影枚数が多くてライティングも厳密に行って……という撮影の場合、こういうスタンドを使うと仕事の効率が大いに上がる。だが、頑丈で重く、カメラ位置・向きなどを変えるのも一手間かかったりする。こういったスタンド、10枚未満の撮影に使うにはちょっと大げさすぎだったりする。
そこで前出の軽量カメラ三脚「200-DGCAM049」。三脚を出して開いて立てて……という手間がなさそう!
3本の脚が自動展開して即自立させられそう! 雲台ナシだけど、雲台追加すればフツーに三脚的に使えそう! というわけで購入した。
そして使ってみたらヒッジョーに便利! 三脚出すの面倒……みたいなコトがなくなり、手ブレともオサラバ♪ メリット多々だったのでぜひ大紹介してゆきたいッ!!!
一発展開、安定感もそこそこ、フットプリントの「狭さ」もイイ!
まず使い勝手だが、サンワダイレクトの製品紹介ビデオにあるとおり、三脚の設置がヒッジョーに手軽で素晴らしい。ビデオにあるとおり普通の三脚よりず〜っとクイックにセットアップが完了する。
この三脚は底部を床にドンと当てると脚が自動で展開するが、俺の場合は床ドンがちょっとイヤなので、手で底部のボタンを押している。左手で底部のボタンを押しつつ、右手で開いた脚を固定するロックを締め、そのまま立てつつポールを必要な高さまで伸ばす。ポールはレバー式のロックなので、これもまたクイックに扱える。
上記の動作、試しに何秒かかるか計ってみたら……なんと8秒! ゆっくりめにやっても10秒。押し入れからこの三脚を出してきて立てても、まあ30秒かからない感じ。その後に(雲台を装着しているのを前提に)カメラをセットする時間まで含めても、1分かからずに撮影スタンバイとなる。
574gという軽さもいい。軽いと扱いがラク。押し入れから出してくるのもラクだし、両手で持って展開したり立てたりするのもイージーだ。
ライトスタンドみたいにあまり開かない脚は不安定かな? と思ったが、脚を最も開いた状態なら重めのカメラを載せても十分と言える安定感がある。なお、脚をいちばん開いた状態で、脚と脚の間は53cm。安定感があるわりには三脚自体の専有面積が狭めで便利だ。
ちなみに、脚を最も開いていない・自立する設定だと、脚と脚の間隔は約36cm。安定感は少々心もとない感じではあるものの、カメラに手を添えれば不安感はなく、ポールを高くし過ぎなければカメラを載せた状態で三脚を自立させていても不安はあまりない。
脚と脚の間を最小にした状態でも、カメラに手を添えて扱えばしっかりと三脚的に役立ってくれる。なので、運動会など場所を広く確保できないイベントでの使用や、やはり三脚などを設置しにくい行楽地での撮影などにもよく向く三脚なのではないだろうか?
ただし、この三脚で長時間露光撮影や超望遠撮影とかは無理。しっかり安定させた状態でも、指で触れればちょっと揺れたりする。とは言っても、揺れを手などで吸収するような撮影技術があれば、この三脚と超望遠レンズで月面の撮影とかはデキちゃうかもしれない。
脚が大きく開かないという構造上、揺れがあるというわけだが、手ブレを抑えるには十二分に効果的な三脚だと思う。俺が行う商品撮影は十分な光量を用意する=シャッター速度を速めに設定できるので、この三脚で手ブレとはオサラバできた。
あと俺の場合、商品を左手で持ち、右手でカメラを手持ちにして「商品を持った手」を撮影することが多い。カメラを手持ちでコレをやると手ブレすることが非常に多いが、この三脚を使ってからは手ブレなしで一発で撮れるようになった。
簡単にセットアップでき、十分な安定感があり、手ブレなどをしっかり抑えてくれて効果バッチリ。3,980円でこの働き。素晴らしい三脚だと思った次第。
雲台なしだと使い物にならないが、雲台&MagSafeで超絶便利♪
この軽量カメラ三脚「200-DGCAM049」について、商品として疑問が残った。ひとつは雲台が付属しないことや、雲台的にカメラの向きを変えられる機構がないことだ。もうひとつは、雲台が付属しないのに、スマートフォンホルダーが付属していること。
雲台がなく、スマートフォンホルダーが付属していても、結局は装着したスマートフォンなりカメラなりの垂直方向の向きは変えられない。アングル固定の三脚なのであり、実質、そのままでは三脚として使い物にならない。
なので、たとえば自由雲台などを別途用意する必要がある。雲台を追加して初めて三脚として役立つようになり、付属のスマートフォンホルダーもマトモに使えるようになる。
まあ、商品ページを見て「あーコレ雲台ないんだー、用意しとかないとな」と理解して買うなら、好みの雲台を自分で用意できてイイかもしれない。にしても、スマートフォンホルダーは余計なのでは、と思う。
ともあれ、この三脚を素晴らしき軽量カメラ三脚「200-DGCAM049」として大活用するために俺が用意した雲台がこちら↓。あとMagSafe対応にするための小物も用意した。
ちょっとしたアクセサリーを追加すると、軽量カメラ三脚「200-DGCAM049」の本領発揮。ヒッジョーに手軽に出してきて設置できて、すごーく快適に手ブレを抑えつつの撮影ができまくるのであった。まああまり重いカメラには向かないが、軽量級ミラーレスカメラあたりなら「もう三脚コレだけでいいんじゃね?」って思う人がけっこういそうな気が。
ミラーレス用の速効セットアップ対応三脚としてイイと思うが、MagSafe対応にしたりすると、スマートフォン用のクイック活用三脚としてもかなりイイと思う。MagSafeマウントを装着しておけば、三脚の展開が10秒とかでできて、スマートフォンの着脱が一瞬で、そこからライブ配信なりをするとしても数分かからなそう。いろいろなユーザーにとって「三脚セットアップすんのプチ面倒〜」という鬱憤をなくしてくれると思う。
ともあれ、安価だし、本当にクイックに使えるし、そこそこの安定感があるので、興味がある方はぜひジックリとチェックしてみてほしい。撮影用の三脚として買う場合、雲台の追加購入もお忘れなく♪














